その2:
作り手と産地で選ぶ
知っておきたい
ハチミツの“プロフィール”
万能フードともいえるハチミツ。だが、本来の効果や風味を損なわないために気をつけるべきことがあるという。
「素晴らしい栄養素を持つハチミツも、60℃以上で加熱されると効力を失います。同じく、揮発性の成分で構成される香りや風味も損なわれます。
また、養蜂の仕方、ハチミツの採取方法から蜂の育て方、保管の仕方まで。ハチミツ本来のポテンシャルを活かすには、ハチミツができるまでの環境作り、いわば作り手の手間暇が左右します。ラベイユでは、直接現地に赴き、さまざまなポイントをチェック、自社の基準をクリアしたハチミツだけを取り扱っています」
![ラベイユのハチミツには、採蜜地と養蜂家名が書いてある。例えば、気にいったハチミツの養蜂家や採蜜地の別の種類を試すなど、ワインを選ぶときのようにハチミツ選びを楽しみたい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/e/-/img_7e28f9428cb5940218a4002f58df9390219248.jpg)
世界にはいろんなハチミツがある。その個性を最大限に享受するために、“顔が見えるハチミツ”を選ぶことが大切といえそう。
2018.11.27(火)
取材・文=吉村セイラ
写真=佐藤 亘