“火渡りの儀式”も見られる
今は島内にリゾートホテルが8軒ありますが、その第一号は1975年に開業した旧リージェント(現在のウェスティン デナラウアイランド・リゾート&スパ)。
続いてシェラトンなどもオープンし、テニスコートや18ホールのチャンピオンシップ・ゴルフコースを備えた総合リゾートとして進化を遂げてきました。
その後さらに、2006年頃からヒルトンやラディソンなどのインターナショナルブランドのホテルが次々と登場。中にはレジデンスタイプの客室もお目見えし、ファミリーからカップル、シニアまで幅広いゲストのニーズに応えられるように。
先日、久しぶりにウェスティンに滞在しました。重厚感のある色使いと伝統的なタパクロスのモチーフをデザインに使った、心地いい海辺のリゾートは健在。
驚いたのは、歌と踊りのメケや昔ながらの地中で食材を蒸すロボ料理などフィジーならではの伝統文化体験に、限られた部族しかできないとされる“火渡りの儀式”が加わっていたこと。
さらに島内の主要スポットを巡回しているシャトルバス「ブラバス」も運行していて、しばらくぶりのデナラウ島には発見がいろいろありました。進化は続いているようです。
デナラウ島
●アクセス ナンディ国際空港から車で約20分
●おすすめステイ先
ウェスティン デナラウアイランド・リゾート&スパ
https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/nanwi-the-westin-denarau-island-resort-and-spa-fiji/
【取材協力】
フィジー政府観光局
フィジーエアウェイズ
Column
古関千恵子の世界極楽ビーチ百景
一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!
2018.11.10(土)
文・撮影=古関千恵子