先生に聞くと「何でもOK!」の返事が!
翌日、担任の先生に聞くと「何でも良いのよ(笑)。まぁ、水性ペンは8本が良いかな」と言われ、再びSTAPLESへ。なんと8本入りは、細ペンと太ペンが!? 翌日、また先生のところへ。「どっちでも良いのよ(笑)。あなたの好きでOK!」と同じことを言われ、4歳児には太い方が良いだろうと、太ペンを持って行きました。しかし、名前を書く指示もなく、「お友達のペンと紛れたりしないのかな?」と不思議に思って教室をのぞくと、子ども達はペン立てから、思い思いのペンを選んで使っていました。なんと、名前なしの学用品は、備品としてクラスに寄付するものだったんです!?
NY生まれのママ友によると、彼女が小さいころは、日本同様、自分の使う品に名前を書いて持っていっていたそう。貧富の差もあってか、いつからか寄付という形になったとのこと。最初は驚いたものの、慣れると、これがとっても良いシステム! 当番が片づけをしたり、皆で物を大切にするということも学べるし、何よりも忘れ物をしなくて済むので、親も気が楽です。年度末には、ペンを皆で分け合って持ち帰りました。
昨年度も疑問があり、担任に確認したら、「私は授業態度が悪い子には厳しいけれど、こういうところは大らかだから、どれでもOKよ。心配しないで!」と励まされました。どうもこんな質問をしていたのは、私だけだったよう。
日本人としては几帳面なタイプではありません。なのに、こんな大雑把な環境に馴染みつつある私と息子。日本では、細かい指定は当たり前だった記憶。帰国後、母子ともに「日本の学校生活は大丈夫かしら?」という不安が、たまに頭をよぎります。
Column
NYで子育てしてみました!
息子の幼稚園はマンハッタンのど真ん中! 英語はかたこと、さて……。ほんわかNY子育て記
2012.10.02(火)