ラテンアメリカ諸国がもっと身近に!

 アエロメヒコ航空の成田-メキシコ・シティ線を利用すれば、午後2時にはメキシコ・シティ国際空港の第2ターミナルに到着。中南米諸国への乗り継ぎも快適だ。そこで中南米で注目すべきデスティネーションを、アエロメヒコ航空、広報・岩川祥子さんに教えてもらった。

「以前から人気なのが、やっぱりキューバとペルーです。キューバで印象深かったのが、旧国会議事堂前のアメリカのクラシックカーが並ぶ風景、革命広場にある国務省の壁に描かれたチェ・ゲバラの肖像画。街には音楽があふれ、“キューバはいいところでしょう”と声を掛けられました。モノが豊富=幸せではないことを実感しました」

 メキシコ・シティ国際空港からはハバナへの直行便を利用するほか、カンクン経由で行くのもおすすめだ。

 世界遺産のマチュピチュやナスカの地上絵が有名なペルー。メキシコ・シティからは首都のリマへつないでいる。

「マチュピチュへはインカ帝国時代の首都クスコから、一般的には列車とバスで移動します。いくつかある列車のうち、豪華鉄道ハイラム・ビンガム号での移動は憧れです(予約を取ることが難しいようですが……)。またマチュピチュのほかには、クスコから登り、標高5,000メートル超えの場所にある“レインボーマウンテン”も、最近世界でも注目されている観光地です」

 そして旅を愛する人がいまもっとも熱視線を注いでいるのが、コロンビアなのだとか。

「コロンビアは、中南米旅のキーワード“アマゾン・カリブ海・アンデス山脈”のすべてに国土が接しているので、いろいろな魅力を感じられる国だと思います。最近急速に治安が回復しており、人気急上昇中の国です」

 メキシコ・シティから首都のボゴタへは1日3便が就航。ボゴタでスペイン統治時代の建物が残る旧市街を歩いたり、圧巻の黄金博物館を訪れたりしたあと、ひと足伸ばして世界遺産のカタルヘナの街へ向かうのもいい。

 メキシコ・シティ国際空港で乗り継ぐ際に知っておきたいのが、ビジネスラウンジ「サロン・プレミエ」。国際線専用、国内線専用、ビールブランドのハイネケンとコラボした「テラサ・プレミエ・アエロメヒコ・バイ・ハイネケン」の3つのラウンジがあり、ゆったりした空間で軽食や飲み物を提供する。

 何度訪れても楽しいメキシコ国内はもちろん、人気のペルー、キューバ、人気急上昇中のデスティネーション、コロンビア。アエロメヒコ航空でもうひとつ先にある、まだ見ぬ楽園へ!

【取材協力】
アエロメヒコ航空

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