万が一家族が亡くなったら……、自分にもしものことがあったら……。誰しもこのような不安を抱えているかと思います。
家計を支える家族に万一のことがあった場合に、遺族にお金を残す手段として生命保険や貯金などが考えられます。シングルのケース、専業主婦のケース、結婚後も働いているケースと、ケースごとにどれくらい生命保険が必要なのかを考えていきましょう。
まずはシングルのケースです。自分が万一の際に残すお金としては、お葬式代(200万円程度)を考えておけばよいでしょう。
各ケースで共通のことなのですが、生命保険に入る前に国の制度や会社の福利厚生を確認することが大切です。企業によっては、死亡退職金、弔慰金制度を設けているため、福利厚生ハンドブックなどを確認しておきましょう。
貯金や福利厚生を確認した上で足りないお金がある場合は、生命保険から準備します。例えば、シングルの場合は都民共済などの共済に入っておけば割安な保険料で最低限の死亡保障と医療保障が確保できます。
2012.05.02(水)
text:Yoko Hanawa
photographs:Tamon Matsuzono
Miki fukano