4世紀ごろの昔話にも登場する
歴史ある温泉だモン!

◆「肥薩おれんじ鉄道」× 湯の児温泉

不知海の鮮やかな海を眺めながら、海岸線を走るおれんじ鉄道。写真はくまモン×おれんじーずラッピング列車。

 風光明媚なリアス式海岸の続く湯の児温泉は、景行天皇の九州平定の際発見されたと伝わる温泉。当時はぬるめの湯だったことから「湯の親ではなく子(児)」というのがその名の由来とも。

炭酸を含むお湯が特長。

 泉質はやさしい肌ざわりの弱アルカリ炭酸泉。海が見渡せる展望露天風呂やほら穴風呂などもあり、干潮時に陸続きになる湯の児島など楽しみどころもたくさん。

 温泉の近くには果樹園もあるので、組み合わせて温泉旅プランを立てるのも楽しい。

【取材協力】
JR九州

http://www.jrkyushu.co.jp/

肥薩おれんじ鉄道
http://www.hs-orange.com/

熊本県
http://www.pref.kumamoto.jp/

2018.04.02(月)
文=CREA編集部

CREA 2018年2・3月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

楽しいひとり温泉。

CREA 2018年2・3月合併号

ひとりに優しい宿こそ、いい宿でした
楽しいひとり温泉。

定価780円

2017年2月号で大好評だった「ひとり温泉」特集が戻ってきました。あるスタッフはこの1年、ほかの旅取材をしていても「この近くに、ひとり温泉にいい宿はないだろうか?」とアンテナを張り巡らせていたそう。そんな日々の努力が実って、今年も、ほぼ新規の宿ばかり100軒以上ピックアップ。今年も保存版ができてしまった予感。