ヨガ、ドクターの脈診
そしてトリートメントへ

まず深呼吸をしながらメディテーション。

 朝は、ヨガから始まる。6時半から約1時間、ヨガ道場で、呼吸法を学ぶことから始まり、アーサナというヨガのポーズを習う。

覚えやすいアーサナを教えてくれたヨガインスタラクターのダナン氏。

 インストラクターは、日本に住んだことがあって日本語も堪能なダナン・ジャ氏。マーシャルアーツとヨガを修め、アシュタンガ・ヨガやハタ・ヨガなどをミックスして、ゲストが自分達のペースでリラックスしながら取り組めるヨガを教えてくれる。何といっても、朝の空気を胸いっぱいに吸って、手足を伸ばすのが心地よい。

柔和な雰囲気のドクター・ディネッシュ。脈診や問診で、身体の問題を解き明かしてくれる。

 私は、初日にドクター・ディネッシュ・エディリシンゲの診察を受けて、トリートメントの方針を決めることに。額に手を当てながら脈を取ること1分ほど。その後、人体図のようなところにどんどんいろいろな書き込みをされていく先生。このメモを基に、それぞれの部位に不調が出ていないか質問されていく。

 驚いたのは、コレステロール値や血糖値など、健康診断で気になっていた事柄をずばり言い当てられたこと。「今後、こんなところが悪くなる可能性があるので、注意」というアドバイスをいっぱいいただく。

 私の場合は、腸の吸収力低下と肝臓、婦人科系がいちばん要注意のよう。ドーシャはヴァータ・ピッタで、カパを補うとよいとのことで、具体的な運動や食事などのアドバイスは診断書にして最後にまとめて渡してくれる。「水をいっぱい飲むこと! 少量ずつ何回にも分けて食事すること。お酒は控えてね」と最後に念押しの重要なアドバイスをもらって、トリートメントへ。

左:アビヤンガの前にまず、サンダルウッドのスクラブを使って足を洗ってくれる。
右:セラピストのサディシナ・マドゥバシャニさん。強弱のタッチが絶妙なマッサージを丁寧に行ってくれた。

 先生の診断に基づいて、一人一人トリートメントや食事の内容が決まる。私は、アビヤンガと呼ばれるオイルマッサージを中心に、ヘッドマッサージやフェイスパックを組み合わせることに。

 アーユルヴェーダと言えば、額にオイルを垂らすシロダーラのイメージが先行しているように思うが、それはあくまでトリートメントの1種類。やってみたい気持ちはあったが、私にはお腹回りと頭を中心としたマッサージが重要だったのだ。

2日目に使ったフェイスマスク。ハーブにヨーグルト。

 マッサージを終えて、オイルで身体はべたべただが、ガウンとタオルのターバンで巻いたまま1時間を置くように言われる。その間にランチへ。

2018.01.08(月)
文・撮影=小野アムスデン道子