日本の色なのに日本人が知らない 日本画の伝統の絵の具「千年の白」
差懸の和紙で作られたつま先を覆う部分は「胡粉」という日本画の絵の具で白く塗られ、暗い堂内にほの白く浮かび上がり目を引きます。さて今日はこの胡粉という日本が誇る素晴らしい絵の具のお話です。
- TRIP
2016/02/06
COLUMN
大人になったら東大寺でお土産を売る人になりたかった――お寺好きがこうじて尼僧になった関西在住の日本画家・中田文花さんが、関西の伝統文化と美の世界を分りやすく案内します。
中田 文花
日本画家。描く事で仏教や日本の伝統文化を伝える。院展、万葉日本画大賞展など多くの公募展に入選。平成23年東大寺にて得度、在家尼僧となる。薬師寺機関紙挿絵、知恩院機関紙表紙絵を連載中。趣味:短歌、舞楽、龍笛。
ホームページ『文鳥寺画房』 http://bunchoji.com/
Twitter https://twitter.com/nakatabuncho