伝統と革新を感じる「沼津倶楽部」 大正初期の数寄屋造りで味わう モダンチャイニーズと至福の週末
約110年の歴史を持つ登録有形文化財と、名建築の宿「沼津倶楽部」が2023年6月、リニューアルオープン。会員制ゲストハウスから一般に広く開かれる宿泊施設に。ミツワ石鹸の2代社長三輪善兵衛が建てた数寄屋造りの有形文化財は、モダンチャイニーズのレストランに。また、宿泊棟には京都西陣織の老舗「HOSOO」が手がけるスイートルームが誕生。
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2023/08/21
FEATURE
文化的に意義があり、芸術上や学術上価値が高いものとして国が登録する有形文化財。日本には、有形文化財に登録されていながらも、今も現役として多くの宿泊客を受け入れる歴史と格式に満ちた宿がいくつも存在しています。モダンできらびやかなお宿も良いけど、宿の背景に思いを馳せ、ゆったりと過ごす1日もまた格別なもの。そんな貴重な体験ができる極上宿をご紹介。