静岡・修善寺 文人墨客の息遣いを 感じる宿「新井旅館」。風呂嫌いの 芥川龍之介も唸った文化財の温泉宿へ
静岡県伊豆市修善寺に位置する、明治5年創業の新井旅館には数多くの日本を代表する文人墨客が訪れました。なぜ、これほどまでに多くの人に新井旅館が愛されたのか。それは、3代目館主「相原寛太郎(雅号:沐芳)」が多くの文人墨客らと交流し「ここに来たらきっとおもしろいことがある」と思わせたからでしょう。文化人らを魅了した宿の魅力をご紹介。
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2023/05/15
FEATURE
有形文化財に泊まる
文化的に意義があり、芸術上や学術上価値が高いものとして国が登録する有形文化財。日本には、有形文化財に登録されていながらも、今も現役として多くの宿泊客を受け入れる歴史と格式に満ちた宿がいくつも存在しています。モダンできらびやかなお宿も良いけど、宿の背景に思いを馳せ、ゆったりと過ごす1日もまた格別なもの。そんな貴重な体験ができる極上宿をご紹介。