「夏椿」店主・恵藤 文さん。 趣のある「夏椿」の入り口。取材日は鳥の声がよく聞こえた。 「夏椿」の店内、広い庭の眺めにしばし見惚れる。 恵藤さんが作り上げた空間にいると、日常からしばし離れることができる。 経年変化もたのしい木のうつわたち。右が須田二郎さん、左が加藤吉行さんの作。 安藤雅信さんのうつわは、吸い込まれるような白さが印象的。 万能に使えるシンプルなうつわは、手のひらで触った感じの相性を確かめて。 一見地味なグレーの平皿は、様々な料理の色みを引き立ててくれる。 形や材質の異なるうつわがあれこれあると、食卓は小さなミュージアムに。 使う間に風合いが出てきた平盆、元は奥のような白さだった。共に生きるうつわを持ちたい。