iPhoneでは「メディカルID」、Androidでは「緊急情報サービス」に情報を登録しておくことで、血液型や既往症、アレルギーの情報などを、緊急時に応急手当をしてくれる相手に知らせることができます パーソナル情報の登録は、プリインストールされている「ヘルスケア」アプリから行います ヘルスケアアプリを起動し、右上のユーザアイコンをタップします 次の画面で「メディカルID」という項目がありますのでタップします メディカルIDが表示されます。内容を編集するには右上の「編集」をタップします 編集画面。名前と生年月日といった基礎情報のほか、病気/けがについて、医療メモ、アレルギーと反応、使用中の薬、血液型、臓器提供の意思などを登録できます さらに体重、身長、優先する言語に加えて、緊急連絡先を登録しておけます。このほかロック時に表示するか否か、また緊急通報サービスに連絡する時にこれらの情報を共有するかも選択できます iPhoneがロックされた状態からこれらの情報を呼び出すには、電源ボタンを5回連続して押すか、電源ボタンと音量大ボタンの同時押しで表示される画面で「メディカルID」を右にスワイプします メディカルIDが無事表示されました パーソナル情報の登録は、「緊急情報」アプリ(Google Playストアでの正式名称は「緊急情報サービス」)から行います 緊急情報アプリを起動し、右下の「あなたの情報」をタップしたのち、「医療に関する情報」をタップします 医療に関する情報のうち登録済みの内容が表示されます。名前と誕生日といった基礎情報のほか、血液型、身長、体重などを登録できます さらにアレルギー、妊娠の有無、服用している薬、住所、健康状態、臓器提供の可否も登録しておけます。それぞれタップすると編集が行なえます ロック時に表示するか否か、また緊急通報中に共有するか否かも設定します ふたつ前の「あなたの情報」の画面に戻り、「緊急連絡先」をタップして連絡先を登録します Androidがロックされた状態からこれらの情報を呼び出すには、電源ボタンと音量大ボタンの同時押しで表示される画面で「緊急通報」をタップします 続いて表示される画面で「緊急情報を表示」をタップします 無事に情報が表示されました。情報の編集はこの画面の下にある「緊急情報サービスを開く」からも行えます Androidの設定にある「安全性と緊急情報」では、自動車事故検出や緊急位置情報サービス、地震アラートなどをまとめて管理できます iPhoneは「ヘルスケア」の中に、ヘッドフォン通知や歩行安定性通知、衝突事故検出といった機能が用意されています