リゾートのメインエリアから眺める水上コテージ。背後の緑とサンゴ礁の海とのコントラストが美しい。これが見たくてこの滞在先を選んだのだ。 マニラからは「エア・スウィフト」のフライトで約1時間15分。 背後に切り立った山が迫るリゾートが「ミニロック アイランド」だ。 リゾートに着くと、冷たいおしぼりとウエルカムドリンクが待っていた。 レセプションでは、リゾートスタッフが歌で出迎えてくれた! 2019年にはプールが造られ、ますます美しいリゾートとなった。 島内にはスパもあって、トリートメントルームはオープンエアの屋外またはエアコン付きの屋内から選ぶことができる。こちらは水上コテージの先端にある屋外のほう。波の音がBGMだ。 リゾート島から眺める夕焼けは筆舌に尽くしがたい美しさ。バンカーボート(船体の左右に翼を広げたように揺れを防ぐ浮きが伸びている船)のシルエットがフィリピンらしさを添えている。 ビーチにあるバーでは、フィリピンのサンミゲルビールが人気。夕焼けを眺めながらプールサイドで飲むか、夕焼け後にバーで飲むか、両方か(笑)。 オープンエアのレストランからも海を眺めることができる。ディナータイムにはテーブルに白いテーブルクロスが配されてロマンチックな雰囲気。 食事はビュッフェが基本。前菜からデザートまで、種類が多くておいしいからつい食べすぎてしまう。 5棟のウォーターコテージと2棟のウォーターサイドコテージ。人気の客室なので予約は早めにしたい。 ウォーターコテージの室内。ベッドが大きな窓に向かって置かれているので、目覚めた瞬間から海を眺めることができる。 デラックスシービュールームは、44平方メートルとたっぷりの広さ。海を見渡すことができる。 リゾートの中央にあるビーチサイドルーム。2階の客室を指定すれば眺めがいいし、1階の客室ならビーチまで数歩というアクセスのよさ。 客室に置かれているバッグやスリッパはヤシの葉製。白い布製の袋は「eco-nido bag」。プラスチックごみ分別用の袋だ。 ウエルカムフルーツには、フィリピンならではのマンゴーがたっぷり! ハネムーナーなど、特別なゲストの客室に用意される。 夜のターンダウンサービスの際に、手書きのメッセージが書かれた木の葉がベッドに置かれる。 今にも崩れそうな岩山を間近で眺めることができる。 水深の浅いラグーンに入るためにはカヤックを使う。 風が止んだ「ビッグラグーン」の水面が鏡のように岩山を映し出す。波がないラグーンならではの景色だ。 岩の隙間を奧へと進んでいく。 透き通ったラグーンの海中にはサンゴも見える。 マングローブ林の根の周りは小さな生き物たちの住処となっている。 「スモールラグーン」の入り口は、満潮になると隙間がなくなって通れなくなる。 人が少なく静かな「スモールラグーン」。 見上げると岩山の隙間に分け入っていることがわかる。 「スモールラグーン」は、あっという間に行き止まりになる。 ラグーンの出口で船が待っている。海とは別世界にいたことを改めて感じる瞬間だ。 小さな島が並ぶピナシル島。洞窟があるのは、右側のいちばん大きな島だ。 中央の小さな割れ目がピナシルケーブの入り口だ。海面近くの岩は、波で削られて浮いている。 中に入るとカテドラルのような広い空間が現れる。通常はカヤックかスイミングで中に入るが、今回は撮影のため、特別にボートを使わせていただいた。 見上げると、石灰岩に無数の溝が刻まれているのがわかる。 パラワン島の一角にあるクドグモンケーブの入り口。この中に巨大なケーブがあるとは、外からはまったくわからない。 波打ち際の小さな穴に、リゾートスタッフがバスタオルを敷いた。「まさか……」(笑)。 クドグモンケーブの入り口は、人ひとりが身をかがめてやっと抜けることができる小さな穴。 そこには巨大な空間が! さらに岩をよじのぼると、幻想的な大空間があった! ランチで立ち寄ったビーチも、背後には切り立った岩山が迫っていた。 木の枝で編んだお皿にヤシの葉を敷いて、白いビーチと青い空を眺めながら、フルーツたっぷりのランチ。