出雲日御碕灯台(島根県出雲市)。 島根半島の最西端に位置する、日本で最も背の高い石造灯台。 名称に「碕」が使われているのは国内唯一なのだとか。 灯台敷地内に併設の展示室は灯台関連情報のほか、出雲および島根県にまつわる内容も豊富。 出雲日御碕灯台の入口。 出雲日御碕灯台パンフレット。 パンフレット裏の地図。 地上四十メートルほどから日本海の絶景を見渡すことができる。 灯台の足元には周囲を回遊できる歩道が巡らせてあり、紺色の海を間近に望むことができる。 3トンにも及ぶレンズは水銀23リットルが入った槽に浮かべられ、水平を保っている。小型モーターの動力で回転。 階の途中には建設当時の様子が窺える写真も並ぶ。 地震が多い日本だからこそ、強度のある二重壁構造になっている。 灯台内部の螺旋階段は全163段。急な段を登りきった先の展望台からは、紺色の日本海を360度一望できる。 灯台は一基、二基と数える。 灯台からは海断崖絶壁が続く海岸線を見下ろすことが出来る。 灯台からは島根半島の全景だけでなく、晴れた日には南方に中国山地、はるか北方には隠岐諸島ものぞめる。 ご当地食材を味わえる食堂も近くに立ち並ぶ。 灯台だけでなく、出雲大社など周辺の観光も楽しみたい。