庶民的な服装のナウシカと違い、王族らしいスタイルの多いクシャナは歌舞伎に通じるものがあった。 クシャナと彼女に仕える参謀のクロトワ。 白地に金箔の鱗文に高貴な雰囲気が漂うクシャナの衣裳。龍の刺繍は蛇からの発想の転換だそうだ。 白のローブには上部にスワロフスキーが散りばめられている。 物語の鍵を握る「巨神兵」と対面したナウシカたち。クシャナは前述した白いローブを着用。 洗濯したら色が落ち着いたという道化の衣裳。 色落ちした襟元は熱演の証だ。 「腐海」に生息する巨大な虫「王蟲」の血を浴びてナウシカの衣裳の色が変わる場面で「引き抜き」という手法が使われる。