多くの世代に愛され続ける国民的アニメーション「まんが日本昔ばなし」が舞台化されます。

 本作に出演するのは、和装姿もすっかり板についた藤原紀香さん。

 舞台にかける意気込みをはじめ、梨園の妻として、俳優として多忙な日々を送るタフなマインドの保ち方や、変わらぬ輝きを放ち続ける美の秘訣、そして、夫婦の温かい日常まで、幅広く語っていただきました。

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「鶴の恩返し」から大切なことを学んだ

――1975年から1994年まで、市原悦子さんと常田富士男さんによる温かな語りで日本中のお茶の間を魅了した「まんが日本昔ばなし」ですが、思い出はありますか。

 子どもの頃、家族そろってテレビを見ていました。「鶴の恩返し」からは“欲に負けて大切なものを失ってしまう愚かさへの戒め”を学びました。

 今回、このアニメが舞台として甦ること、そして自身が演じられることに幸せを感じています。

――1400を超える名作から、人情話、滑稽話、怪談まで、バラエティ豊かな物語がオムニバス形式で上演されるそうですね。どんな舞台になりそうですか。

 「まんが日本昔ばなし」は、自然への畏怖、他者への思いやり、自分さえよければいいのではないという利他の精神など、多くのことを教えてくれました。

 今の子どもたちはテレビで見る機会がありません。AIやSNSが当たり前の時代だからこそ、生の舞台で届ける意味があると思います。

 私たちが気づかないうちに心に刻まれてきた、人としての根幹となるものを、今の子どもたちにも感じてほしいですし、この作品が好きな、かつて子どもだった大人たちにも届けたい。

 あのテーマソングの歌唱やダンスもあります。夏休みにお子さんと一緒に楽しんでいただけるのではないでしょうか。

――「まんが日本昔ばなし」にぴったりな、小さな和柄がたくさん入った着物に龍の帯がとてもお似合いです。この作品のために新調されたんですか?

 反物で出会い、「これは!」と思い衝動的に購入しました。常に仕事へのアンテナを張っているので、出会うべくして引き当てた〝引き寄せの法則〟かもですね。記者会見などのお衣装は、作品にゆかりのものがあると自分の気分もあがりますし、皆さんも喜んでくれます。

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