服はあるのに、今日「着る服」がない。クローゼットを整理したいけど、何から手をつければ……。

 60代のインフルエンサー・山岡まさえさんの著書『60歳、服を7割手放して「ときめく暮らし」がはじまった』より一部抜粋して、「残す服」「手放す服」の見分け方をご紹介します。30代・40代でも役に立つ、暮らしを豊かにする知恵、知って損なしです!

» 【後篇を読む】「着なくちゃ」「コレ、どうしよう」「やっぱり似合わないかも」…服を3分の1に減らした60代インフルエンサーが手に入れたものとは?


365日わたしらしく! クローゼットにある服は“お気に入り”だけ

 59歳のとき、私は持っていた服の7割を手放しました。今、クローゼットにあるのは、愛着のある服だけ。自分にしっくりくる、お気に入りだけです。

 そのおかげで今はクローゼットの中もすっきりしています。でも、以前は膨大な服や小物であふれかえっていました。

 それなのに、毎朝、「着る服がない」と嘆いては、部屋中に服を散乱させる日々。そのモヤモヤした気持ちから、また新しい服を買っては増やし、また「服がない」と嘆く……の繰り返し。

 服が増えるほどに「服がない」という矛盾に、モヤモヤはつのるばかりでした。

 でも、服を減らした今は服選びがすごくラクに。「どれを着ようかな」と、毎朝ワクワク、楽しみながら服を選んでいます。

 服を手放してわかったのは、服はたくさんはいらないということ。服の数と楽しさは、比例しないということ。そして、自分が好きで、自分に似合う服だけがあればいいということです。

手放すのは「いらないもの」ではなく、「お気に入りではない」もの

 私が手放したものは、「いらないもの」ではありません。

 いるか、いらないかは、ライフステージなどで変わっていくもの。例えば、昔は子どもの入学式や卒業式などに行くための服も必要だったし、起業したての頃の私には、人前に立つための服も必要でした。これからも、いるもの、いらないものは、そのときどきで、きっと変わっていきます。

 でも、自分の「好き」や「心地いい」という“感覚”は、60歳の今もこれからも、そう簡単には変わらないと思いました。

 だから、「いる、いらない」ではなく、「気に入っているか、いないか」で、手放すものを判断することにしました。

 それに、「いる、いらない」で判断をすると、「いつか着るかも」「また必要かも」と未来の可能性に左右されてしまいます。

 でも、「好き」や「心地いい」は、過去でも未来でもなく今の自分がすべて判断できます。そうやって残していくと、クローゼットの中は「毎日着てもいいお気に入り」だけになりました。

お気に入りだけに絞ったら身軽に!

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