早朝からお菓子作りをする

 取材時には、チョコレートのお菓子が6種類、タルトが5種類。カカオ豆収穫から60日以内に仕立てたチョコレートを使用した「ガトーショコラ」、ブラウニー生地にフランボワーズのガナッシュを合わせた「モワールショコラガナッシュ」、3種類のチョコを使用したなめらかな「生チョコタルト」、様々なフルーツを使った華やかなタルト……。どれを買って帰ろうか、迷ってしまいます。

 「フランスの焼き菓子、それも当日に焼き上げたおいしさを楽しんでもらいたい」。そのために早朝からお菓子作りをしていると村瀬さんは言います。

 こだわりの「朝焼きフィナンシェ」は、開店の10時に焼き上がるよう、直前に粉と砂糖、焦がしバターを合わせて生地を作り、金型に流してオーブンへ。

 「高温で一気に焼き上げます。朝焼きたての、カリッとしたクラストと中のジューシーさを、その日のうちに楽しんでほしい」。一度に焼くのは、プレーン26個と、ノアゼットやショコラなどが合わせて26個。朝の焼きたては、早い者勝ちです。

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