パイやタルト、フランスの伝統菓子も
パイは、4種類ありました。ていねいにコンポートしたりんごをパイの器にたっぷりのせた「アップルパイ」、渋皮栗をマロンクリームとアーモンドクリームで包んで焼いた「マロンパイ」は、ピュアでシンプル。どこか懐かしさを感じる味わいです。軽やかな食感のパイ生地で、白餡とクリームチーズを隠し味にした「スイートポテトパイ」、いちご大福を思わせる求肥を使った「いちごもちパイ」といった独自のアレンジもあって、日本茶にも合いそう。
いろいろな焼き菓子が並ぶ中に、フランスの地方菓子も見つかります。
ボルドー地方のお菓子として、すっかりおなじみになった「カヌレ」ですが、ここのものはサイズが大きくて、まさに「カヌレ・ド・ボルドー」。外側はカリッ、内側はモチッ。ワインと一緒にじっくり味わいたい。
フランス南西部バスク地方の郷土菓子「ガトーバスク」は、サクサクしたクッキー生地に、カスタードクリームやジャムをサンドして焼き上げたもの。バターの風味豊かで、素朴なおいしさです。
「ファーブルトン」は、フランス北西部ブルターニュ地方の伝統菓子。もっちりした食感で、ミルクの優しいホッとするような味わいです。
「自分が食べたいと思うフランス菓子を作っています」と言う村瀬さん。常温でお店に並ぶお菓子は、通常20種類ほど。不定期に行われるタルトの日にはさらに10種類以上増えて「店に置けなくなるほど」と苦笑い。
