この記事の連載

斉藤香さんが担当する、イチオシ作品は?

◆『ロンドンバディーズ』竹内絢香/パイ インターナショナル

 誰にも言えない秘密を抱え、ようやく見つけた下宿先へとやってきたクリス。ところが、そこに待ち受けていた同居人は、この上なくマイペースで、強引かつテキトーすぎる“探偵“キディだった。しかも、入居初日から「一緒に探偵やんない?」と、まさかの助手にスカウトしてきて──?

「W担当でやっている8月にスタートした新連載。英国フリークの著者が、1960年代のロンドンを舞台に正反対の二人組たちの活躍をスタイリッシュに描きます。キャラたちが身に纏う60sファッションも見どころです!」

人生で思わず夜ふかしして読んでしまったマンガは?

◆『弱虫ペダル』渡辺 航/秋田書店

「アニメで知って、当時、刊行されていた36巻までを、日中は仕事に行って家事をして、平日の夜中に二晩くらい続けて一気読みしました。睡眠時間は1~2時間くらいでしたがアドレナリンが出まくったせいか元気でした」

斉藤香さんの「マンガを読むときのマイルール」

「なにはともあれ、老眼鏡をかけます」

斉藤香さん/パイインターナショナル パイコミックス編集部

パイコミックスにて現在『星旅少年』『箱庭綺談』『ノアの剥製』『ロンドンバディーズ』、過去には『ひとりぼっちがたまらなかったら』を担当。「登録不要・基本無料で読めます。ぜひご覧ください」

CREA夜ふかしマンガ大賞とは…

マンガを愛する選考委員とCREA編集部の推薦により選ばれた「思わず夜ふかしして読みたくなる」そして、「いま、CREA読者に本当におすすめしたい」作品に贈る賞。今年は初めて、15名のマンガ編集者の皆さんに選考委員をお願いしました。2024年7月~25年8月に単行本の新刊が発売された(ただし、合計5巻以内)、もしくは、雑誌などに最新話が発表された作品から選出されます(※選考委員の担当作は推薦不可、現在所属する出版社が発行する媒体の掲載作品は1作まで推薦可)。その他、マンガ好きの著名人の方々が選ぶ「個人賞」もあります。

Column

「CREA夜ふかしマンガ大賞2025」選考委員アンケート

2025.10.18(土)