コーヒー好きの間で話題のカウコーヒー
カウ100％コーヒー 16.49ドル。
ハワイ島は、北側に標高4205メートルのマウナ・ケア、南側に標高4169メートルのマウナ・ロアのなだらかな稜線がつくる島だ。このマウナ・ロアの西側がコナコーヒーで有名なコナ地区、東側をカウ地区という。
カウの海側には広大な溶岩台地が広がり、アメリカ合衆国最南端のカ・ラエ岬や、黒砂のビーチで亀が甲羅干しをする姿が見られるブラックサンドビーチなど、ハワイ島の圧倒的な自然を体感できる観光スポットが点在する。一方、山側には70軒ほどのコーヒーファームがある。カウコーヒーは、いつもはブラックコーヒーが飲めない人でもブラックでおいしく飲めるというほど、すっきりとしたコクのある味わいが特徴だ。
このカウコーヒーを買うことができるのがプナルウ・ベイクショップ。
お店の外には緑の芝生広場がある。
ここは「アメリカ合衆国最南端のパン屋」としても有名で、パンのほかコーヒーやスイーツなどお土産ものもたくさん置いてあるので、カウ地区の観光途中に、ブレイクスポットとして立ち寄りたい。
カウアイスコーヒー 2.75ドル。普通のアイスコーヒーは2ドル。
ベーカリーのほか、カウンターではサンドイッチやハンバーガーもオーダーできる。カウコーヒーと普通のコーヒーを飲み比べてもよさそう。ショップの外にはオープンエアのテーブルもあり、のんびりコーヒーブレイクを楽しめる。
店内にはマカダミアナッツやハチミツなどが揃い、ハワイ土産を調達できる。
左：マラサダも各種あり、こちらはリリコイグレーズド、1.29ドル。右：ひんやりしたアイスクリームも。
お土産にもぴったりな、かわいいパッケージのチョコチップ入りマカデミアナッツクッキー3.99ドル。
ショップオリジナルのエコバッグを発見！ 3.99ドル。
カウ地区は1990年代にサトウキビ栽培が終わってから、コーヒー農園に転じたファームが多いという。近年、SCAA(スペシャリティ コーヒー アソシエイション オブ アメリカ)から高い評価を受けるようになり、ますます注目を浴びているカウコーヒー。ハワイ島の新たなお土産として、ピックアップしてはいかがだろう。
プナルウ・ベイクショップ
所在地 Route 11 in Na`alehu Hawaii 96722
URL http://www.bakeshophawaii.com/
◆今回、案内してくれたのは……
ハワイ島マイカイオハナツアー BIG-JINこと大高仁さん
ハワイ島ヒロを拠点とする現地ツアー会社のツアーマネージャー。純粋な日本人ながらも身長194センチ、体重125キロのビッグサイズでハワイローカルに溶け込む。在ハワイ島18年、ハワイ大学でハワイの文化や歴史、地理について広く学びツアーガイドの道へ。
URL http://www.maikaiohana.com/JP
協力：ハワイ州観光局
公式サイト http://www.gohawaii.jp/
Facebook https://www.facebook.com/discover.aloha
2015.05.17(日)
写真提供＝ハワイ州観光局
