話題のロマンス・ファンタジー韓国ドラマ「再婚承認を要求します」。前篇では主に東大帝国の皇后と皇帝を演じるシン・ミナとチュ・ジフンとの対話をお届けしたが、後篇では引き続きセットビジットでの西王国のハインリ王子役イ・ジョンソク、側室ラスタ役イ・セヨンのインタビューと、先日の釜山国際映画祭での模様をレポート。

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スリッパのまま登場した“美しすぎる王子”

 「私が演じる王子ハインリとは西王国の王位継承順位第1位であり、並外れて美しいと評されています。自分で言うのはちょっと恥ずかしいですが」と、照れながら自己紹介をしたイ・ジョンソク。いやはや、完璧な王子ではないか。と思ったら、足元がスリッパだった! 「こんなにきちんとした取材の場だとは思いもよらなかったので、スリッパのまま出てきてしまいました(笑)。私がどれほど驚いたか、お分かりいただけるでしょう」と言う姿は、親しみやすくて好感度大。スリッパ姿でもスタイルの良さは際立っていたが、その背筋の通った立ち姿に惚れ惚れしていたら、なんと最近バレエを習い始めたという。

「このキャラクターにはバレエダンサーのような背筋の伸びた姿勢や優雅さを持ち合わせてほしいと思いました。うまくできているかは分かりませんが、一生懸命取り組んでいますので、私の演じるこの人物を楽しんでいただければ幸いです」(イ・ジョンソク)

 ハインリ王子は東大帝国とはかつて百年戦争を繰り広げた西王国の皇太子であり、世界中の女性を虜にするという設定。「シンデレラ」や「白雪姫」の王子様のような存在であり、同時に鳥に変身してどこにでも行けるという魔法の使い手でもある。マジカル王子!

「ご存知のように、このシリーズには中世特有のムードが色濃く漂っています。そのため当初は、視聴者にとってはかなり不思議に感じられるのではないかと心配していました。でも撮影が始まってみると、物語の世界に没入するのは思ったよりずっと簡単だと気づきました。また、シリーズ制作を進める中で、チョ・スウォン監督や経験豊富な俳優の方々を頼りにしています。

 ハインリの皇后ナビエに対する感情は、最初は好奇心から始まり、やがて無条件の愛へと発展していきます。その変化を説得力を持って表現することが重要だと感じました。脚本では、彼がなぜ彼女にこれほど深く恋に落ちるのかが完全に明示されているわけではないので、何か分からないことがあれば監督に尋ねて、一緒に解決策を模索しています」(イ・ジョンソク)

 チョ・スウォン監督とイ・ジョンソクは「君の声が聞こえる」「ピノキオ」でタッグを組んだ仲であり、ジョンソクは監督のことをメンターとして慕っているそうで、現場ではのびのびと演じられたようだ。監督も「ジョンソクはハインリに、とても遊び心のある愛らしいニュアンスを付け加えています」と称賛していた。王子様らしさと同時に、実は鳥(ナビエによってクイーンと名付けられる)に変身できるハインリはまさにファンタジーの世界らしいキャラクターでもある。これがめちゃくちゃ可愛らしいのだ。

「クイーンを演じるのは、難題でした。なぜならハインリとして登場する前に、クイーンがすでにナビエと築き上げてきた感情の軌跡を引き継がなければならないからです。私が意識すべきは、鳥のクイーンとして皇后ナビエと触れ合ったあと、次のシーンではハインリの姿に戻って皇后ナビエの前に現れた際に、その絆をどのように自然に引き継ぐか。その点に細心の注意を払っています」(イ・ジョンソク)

 中世ヨーロッパの王子を思わせる衣装には、イ・ジョンソクも「現代劇では普段絶対に着る機会のない衣装がたくさんあり、特に王子様のようなスタイルの衣装が大好きです。これまで、あのようなものを着る機会が全くなかったので、この機会を最大限に活かし、シリーズで着るすべての衣装を楽しんでいます」と笑顔を見せた。

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