昨年の制作発表から大きな話題を呼んでいた韓国ドラマ「再婚承認を要求します」がついに完成し、11月4日(水)からディズニープラス スターで配信される。
全世界で約30億回の閲覧回数を記録、日本でも「LINE マンガ 2023 年間ランキング」で2位を獲得した大ヒットウェブ小説・ウェブトゥーンシリーズを、シン・ミナ、チュ・ジフン、イ・ジョンソク、イ・セヨンという豪華キャストで実写化。「美女と野獣」のようロマンティックでマジカルな世界観と、韓国の宮廷ドラマでお馴染みのドロドロの愛憎劇が重なった、華麗なる異世界ロマンス・ファンタジー(韓国では“ロファン”と呼ばれる)となっている。
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シンデレラ城にでも迷い込んだような豪華すぎるセットと衣装
「再婚承認を要求します」は、中世ヨーロッパを思わせる異世界が舞台。東大帝国の皇后ナビエ(シン・ミナ)が、夫の皇帝ソビエシュ(チュ・ジフン)の裏切りにあうが、西王国の王子ハインリ(イ・ジョンソク)と出会い、自らの運命を切り開いていくというロマンス・ファンタジー大作だ。
ディズニー・プリンセスならぬ、ディズニー・エンプレスともいうべき完璧な皇后ナビエを演じるのは、「海街チャチャチャ」「私たちのブルース」のシン・ミナ。生まれた時から皇后となるために育てられ、私欲を捨てて民に尽くそうという心の広さと気高さ、同時に淋しさと愛らしさを併せ持つ姿を、ロマンスの女王シン・ミナが自在に表現している。特に昨年キム・ウビンと挙式した際のウェディング・ドレス姿を思わせる、新年祭の白いドレス姿は神々しいほど美しい!
皇帝ソビエシュは「トラウマ・コード」のチュ・ジフン。2006年の出世作「宮~Love in Palace」のシン皇太子のその後を見るような堂々たる皇帝姿に、長年の韓ドラファンは感慨を覚えるはず。ナビエに無条件の愛を捧げるが、実はある秘密を持つ西王国の王子ハインリを「あなたが眠っている間に」「君の声が聞こえる」のイ・ジョンソク。全ての女性を虜にするという華麗な王子姿は、まさにプリンス・チャーミング。そして敵役である逃亡奴隷から皇帝の側室となる陽気なファム・ファタールのラスタ役は、「愛のあとに来るもの」「赤い袖先」のイ・セヨン。本人の言葉を借りれば「感情を引っ張るドーパミン・キャラクター」そのものだ。
実は筆者は昨年8月、ソウル近郊にあるスタジオで撮影されていた本作のセット・ビジットに参加してきた。超大作ゆえの超極秘任務だったので、今まで話せなかったのだ! まずはその時の様子を、キャストとの対話を交えてレポートしたい。
とにかく驚いたのはそのゴージャスなセットと衣装。東大帝国の宮殿や街並みはチェコ・スロバキアとドイツでロケ撮影されているが、その宮殿の内部も手抜きがなく、かつ現代的装飾を一部取り入れ、細部までに至るまで単なるコミックの再現に終わらない豪華絢爛なセットとなっていた。中でもシャンデリアが輝く東宮(皇帝がいる棟)と西宮(皇后がいる棟)をつなぐ宮殿の回廊は、よくぞセットで再現したなという煌びやかさ。
案内してくれた美術監督イ・テフンによれば、「全長約40m、天井高約6m、幅約4.5m。広角ショットに奥行きと壮大さを与えるため、シャンデリアは最大規模で製作され、天井も徹底的に仕上げられました」とのこと。ヴェルサイユをはじめとしたヨーロッパの宮殿を参考に、実際の寸法や高さを反映しており、歴代皇帝の肖像画なども飾られていて、実際に歩くとシンデレラ城にでも迷い込んだ気分だ。
ほぼ手作りという衣装がこれまた素晴らしく、刺繍など装飾に非常に手がかかっている。この世界のファッション・リーダーでもある皇后ナビエだけで70着以上あるということで、宮廷劇はあまり経験のないシン・ミナは「皇后は着替えが多くて大変です」と苦笑いしていた。見せてもらったナビエの衣装はクリスタルガラスが散りばめられ、相当な重さ。他にもシルクやベルベットなどで出来た重厚感たっぷりのドレスや、ケープ付きのガウンを主に着用。ジュエリーも本物で、相当な保険がかけられているはず。小道具も部屋のドアノブひとつ、ランプひとつをとっても本物で、中でもシャンデリアが素晴らしい。
そんな宮殿で暮らす皇后ナビエを演じるシン・ミナは、従来にないロファン・ドラマの中で皇后ナビエが人としてどう生きるのかについて、セット・ビジット中にこう語った。
