「なんだか調子が出ない」「疲れやすい」などの自覚がある人は、少なくないはず。病気ではないけれど、プチ不調が気になっているという人に注目してほしいのが「分子整合栄養学」。十数年前から日本でも取り扱うクリニックが増え、今では美容感度の高い人が定期的に受けているというこの療法。今回、松倉クリニック 代官山で、50代ライターMと40代編集部員Sが体験してきました。


ノーベル賞を受賞した博士が提唱した栄養療法

 海外では「オーソモレキュラー」と呼ばれる分子整合栄養学は、ノーベル賞を2回受賞したライナス・ポーリング博士が提唱したもので、60項目の血液検査データを基に、体の細胞を構成する分子の乱れを栄養素を用いて整え、病気を治していくという治療法です。1960年代から精神疾患の治療などにも応用されてきました。

 今回取材した「松倉式 メディカル栄養療法(分子整合栄養学)」は、松倉知之先生が従来の血液検査に独自の調査項目を加え、より詳細に現状を知ることができる栄養分析・補充療法です。

「1998年にクリニックを開業した頃は、美容外科やエステティックサロンはありましたが、美顔や痩身、脱毛などを一手に行うところは皆無でした。私は体の中からのアンチエイジングにも力を入れ、2002年に日本で初めて『総合ナチュラルホルモン療法』を取り入れました。その後、さらに多くの不調の改善のため研究を進めていく中で、『分子整合栄養学』に出会いました。アンチエイジングや美肌、育毛、不妊、ダイエット、疲れ、カラダの不調、そして病気の予防をしたいという方が治療を受けられています。年齢は幅広いですね」(松倉先生)

「松倉式 メディカル栄養療法」診療の流れ

 診療の流れは、まず電話で予約をいれてクリニックへ。医師とのカウンセリング後、血液と尿の検査を行います。検査の3週間後に再びクリニックに行き、検査結果を基に医師が足りない栄養素や不調の原因を詳しく解説。その人に合ったサプリメントを処方してくれます。

 ちなみにライターMは十数年前にも一度検査を受けたことがあり、その時は圧倒的な鉄不足とビタミンB群不足という結果でした。当時の担当ドクターに「長時間寝ているつもりでも、まったく寝ることができていないはず。だから疲れやすいんです」と言われ、衝撃を受けたのを覚えています。年齢を重ねた今、より悪くなっているのではと冷や冷やした気持ちで受診しましたが、果たして結果は?

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