CREA Traveller 2026 秋号は「ドイツ」特集。ベルリンのダイナミックな新旧のアートシーン、ドレスデンのバロック建築に彩られた光景、ミュンヘンのバイエルン王国の栄華が残る宮殿文化など、ドイツには“美の物語”が至るところに紡がれている。クレアトラベラー創刊以来初となるドイツ特集は、この国の様々な表情を切り取った。

CREA Traveller 2026 秋号
ドイツ 愛しき物語
特別定価 1,800円
国際的な芸術都市ベルリンは、様々な現代アーティストが集まる場所。旧駅舎、元防空壕といったスペースを利用した展示スタイルも見どころだ。今に続く街の歴史、日常の中で、アートが必要欠くべからざるものとして溶け込んでいる。
30年目を迎えたベルリン現代アートの名所
広大な駅舎を利用した体験型インスタレーション
ベルリン中央駅のすぐ近く、ハンブルガー・バーンホフは19世紀にターミナル駅として建てられた。駅舎として使われなくなった後、長らく鉄道博物館だったが、1996年に現代アート美術館に生まれ変わったのだ。
30周年にあたる2026年、シャネルのコミッション(委託制作)による第2弾としてリトニアのアーティスト、リナ・ラペーリテ氏が手がけた《 We Make Years Out of Hours(私たちは時間の外から年月を作り上げる)》というインスタレーション&パフォーマンスが催されている。
1500平方メートルもの広大なホールでは、まるで積み木遊びをしているかのように、来場者たちが40万個の木製キューブを繰り返し積み上げては崩す。
参加型インスタレーションもあれば、異なる角度から眺めることで形が変わって見える作品があったりと、遊び感覚でアートに没入できる。
広大な美術館だからこそ実現できる、スケール感ある創作の世界を味わいたい。
Hamburger Bahnhof-Nationalgalerie der Gegenwart
(ハンブルガー・バーンホフ-コンテンポラリーアート・ナショナルギャラリー)
所在地 Invalidenstrasse 50, 10557 Berlin
電話番号 030 266424242
開館時間 10:00~18:00(木曜~20:00)、土・日曜11:00~18:00
定休日 月曜
料金 16ユーロ
https://www.smb.museum/museen-einrichtungen/hamburger-bahnhof/
CREA Traveller 2026年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
