キーワードは“バナナ”……!?
――今回の企画を最初に聞かれた時は、どんなお気持ちでしたか?
嬉しかったですね。実は、3人で映画の第2弾を作ることは、8年前の時点ですでに発表していたんです。前作は新しい地図をスタートして最初の作品でもあったので、応援してくださるファンの皆さんにとっても、僕たちにとっても記念碑的な作品だったんです。
ただ、それからそれぞれが忙しくなって、3人揃って映画を作る機会がなかなか実現できなかった。映画はどうしても時間がかかりますし、それだけ一人ひとりが充実して活動できている証拠でもあるんですが。僕自身は、ずっと早くやりたいという気持ちを持っていたので、ようやくお届けすることができて本当に嬉しいです。
ファンの皆さんがずっと期待して待っていてくださったことも、よく伝わってきていました。やると宣言してから時間がかなり経っていたので、だんだんその話題に触れづらい空気を作ってしまっていた部分もあったと思うんです(笑)。ファンミーティングでも、必ずと言っていいほど「映画はどうなったか?」という話題になっていましたから。
――前作に続いてユニークなタイトルですが、撮影前に決まっていたのですか?
撮影前も撮影中も、タイトルは決まっていなかったんですよ。ただ、バナナが出てくるし、バナナの歌もあったから、キーワードが“バナナ”になるということは耳にしていたんですけど、こうなるとは思っていなかった。
ちょっと不思議な世界観になっているんですけど、手応えもありますし、いい作品に仕上がったなと思っています。よくわからないところもありますが、それも含めて(笑)。
――熊本の天草半島でロケをしたというお話を以前ラジオやテレビでされていましたが、この映画だったんですね。
そう。僕のシーンはほぼ全編、天草ロケでした。
――天草、とてもいい場所で大好きなのですが、観ている最中は天草とは思わなかったので驚きました。
時間も場所もよくわからない、ちょっと近未来を彷彿させる世界観の作品だから、この世の果てにも見えるし、楽園にも見える……そんな場所を探した結果、天草がロケ地が選ばれたんだと思うんです。
撮影は去年の春、まだ寒い時期から何度か天草に訪れていました。僕は初めてだったのですが、どこか独特の空気感が漂っていますよね。作品のロケ地としてぴったりだと思いましたし、もちろん食べ物も本当に美味しくて、素敵な場所でした。
――天草でのロケ中、何が印象に残っていますか?
お寿司屋さんが、本当に素晴らしくて。ちょうど1年前に、「人生最高レストラン」という番組に出た時にも紹介したのですが、滞在中に3回ほど通いました。
天草は海産物がおいしくて、東京ではなかなか食べれないような食材がいろいろあるんですよ。エビひとつにしても、イカひとつにしても味わいが違いますし、それらをさまざまな料理でいただけて、とても贅沢な時間を過ごすことができました。
あとは、草彅さんがおいしいもつ鍋屋さんを見つけて、通っていたみたいなのですが、最後に僕と香取さんも連れてってくれました。
