欧州で唯一GDP3%成長を続けるポーランド、35年の黄金時代とともに
次に登壇されたのが、この祝賀会のために来日されたマグダレナ・クルチ ポーランド政府観光局総裁。
「ポーランドは、多様な伝統と風景が織りなす、まさに万華鏡のような国。このような多様性は、千年以上におよぶポーランド国家の複雑で豊かな歴史と自然に結びついています。その最もよい証しの一つが、過去35年間が400年以上ぶりに訪れたポーランド史上最も幸福な時代であるということです(略)」と語られた。
事実、ポーランドは、ヨーロッパの中でも30年以上にわたり経済成長を続けてきた稀有な国。近年も平均して約3%前後のGDP成長率を維持しています。ポーランドは世界第20位の経済大国となり、その力によって、ビジネスや文化関係者をふくめ、海外からの多くのツーリストたちを惹きつけています。
円安の影響もあり、日本人旅行者にとって物価の高い欧州諸国と比べると、比較的リーズナブルに旅行できるポーランドは、懐にもやさしい旅先のひとつとして、今後もっと注目を集めそうです。
桑原志織さん、ショパンの名曲を披露
そして、待ちに待ったピアノ・ミニリサイタル。ピアニストの桑原志織(くわはら・しおり)さんは、いうまでもなく、2025年第19回ショパン国際ピアノコンクールで第4位入賞を果たした、日本を代表する実力派ピアニストです。
1. 前奏曲第15番「雨だれ」変ニ長調 Op.28-15
2. スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39
3. バラード第4番 ヘ短調 Op.52
4. ポロネーズ第6番「英雄」変イ長調 Op.53
ショパンへの深い愛を感じさせる美しい調べ……観客たちは、弱音(ピアニッシモ)の繊細な美しさから、ホールの隅々まで響き渡る強音まで、多彩でピュアな音色に聞き入っていました。
「ショパンの作品を通して、ポーランドと深いご縁をいただいたことに心より感謝しております。これからもショパンの作品がさらに美しく引き継がれ、いつまでも全人類の心の中で輝き続け、ポーランドと日本の友好関係が末永く親密に続いていくことを心から願っています」と演奏後に挨拶されました。
