世界でここにしかいない「ウォルフィン」とは?

混血のケカイマルは普通のイルカよりも体色が黒く、歯の数も少ない。元気な姿を見せてくれるので、名前を呼んで探してみよう。

 実は、シーライフ・パーク・ハワイには世界で唯一のウォルフィン、つまり特徴的な長いあごを持つバンドウイルカと黒い体色の小型クジラのオキゴンドウの混血がいる。名前はケカイマルといって、パークの人気ものだ。ケカイマルもその子どものカウィリカイもこのイルカのプログラムや、ドルフィン・コーブ・ショーに登場しているので、注目してみたい。

ウミガメを子どもの目線で見ることのできるよい機会。ウミガメの餌はなんとレタスとブロッコリー、緑の野菜が大好きだとか。シーライフ・パークでは、ウミガメの産卵も行われる。生まれた赤ちゃんは、ある程度成長してから海に返している。

 小さい子どもたちのお気に入りは何といってもウミガメ。ハワイではウミガメは大切に保護されているので、ビーチで見かけても、近づくことは難しいが、パークのウミガメは低めの水槽にいるので、じっくり眺めることができる。ウミガメのことをもっと知りたいときは、パークのスタッフからのウミガメの生態についての説明の時間(1日2回)があるので利用しよう。ショップでウミガメ用の野菜の餌を購入すると、餌をあげる体験もできるので楽しい。

<次のページ> エイに餌をあげるという貴重な体験も可能

2014.08.05(火)
文・撮影=神宮寺愛