自分が幸せになるということを諦めない根性
ーー日本に帰国した奈衣瑠さんのこれからをネクストチャプターとして捉えている人もいるんじゃないかなと思うのですが、奈衣瑠さん自身はこれからの自分をどのように見つめていますか?
山本 それで言うと、特にないんですよね(笑)。そういう「次の章」みたいなものって周りが作るものだから、自分は今まで通りコツコツと働いて日々を生きていくだけ。そこに派手な何かがあるわけではないんです。また努力する日々が始まって、仕事も頑張って、プライベートも楽しく過ごしたい。ただ、そこに語学の勉強を続けていくという新しいライフスタイルが始まるので、コツコツを続けることが私の私自身への根性の見せどころだなと思っています。これからがまじの根性、気合いです(笑)。
ーーセルフケアの文脈で「辛かったらやめてもいい」「自分の心に素直に」という言葉をたくさん言ってもらったり、言ってきたからこそ、逃げることへのハードルが低くなってきていて。その結果、根性を自分自身で持てなくなってきているのではないか?ということが私自身も大きなテーマとしてあります。
山本 逃げることの大事さを示してくれたのは、本当にありがたい選択肢だったなと思いながらも、それってどういう意味なのかをちゃんと考えないといけないですよね。「辛い」と感じたときに、それは何が原因で辛くて、自分にとっての理想は何なのかということを自分に問う必要がある。逃げてもいいけど、そこまで頑張ってきた自分を見捨てないでほしい。だから、自分が幸せになることを諦めない根性を持ち続けることの重要性を、この「逃げる」という話においてはもっとしていきたいなと思います。
ー一層深くセルフケアやセルフラブについて考えるタイミングなのかもしれませんね。
山本 自分自身がセルフケアやセルフラブについて知らないと、人に対してもどう接したらいいか分からず、ソフトなタッチしかできなくなっちゃいますよね。でも、本当の優しさって、ときには踏み込むことだったりもするかもしれない。でも、今の時代どこまで踏み込んでいいのかの境界線って難しかったりするから、結局対話が必要なんですよね。
ーー相手の尊厳を傷つけないということを前提に対話していくことが大事ですよね。
山本 そうですね。聞く方も自分のことを理解しておくことで、相手にどんな接し方をしてあげられるか考えられるかもしれないですね。
話を戻すと、これからも変わらず地道に一歩一歩進みながら、根性を発揮して勉強を頑張っていきます(笑)。
山本奈衣瑠
モデルとしてキャリアをスタート。雑誌やCM、ショーと活躍、19年より俳優業へも挑戦を始める。その傍ら、自ら編集長を務めるフリーマガジン「EA magazine」を創刊、クリエイターとしても精力的に活動している。配信中「GOOD NEWS」「ガンニバルseason2」、出演「SUPER HAPPY FOREVER」「夜のまにまに」「On・a・Boat」「冬物語」「ココでのはなし」ほか。
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