2026年3月、東京・渋谷にフランス生まれのアルパインブランド「MILLET(ミレー)」の初となる旗艦店「MILLET BRAND STORE TOKYO SHIBUYA」がグランドオープンしました。

 本格的なアルパインクライミングからハイキング、トレイルランニングまでさまざまなアクティビティに対応した高機能ウェアを展開する新ショップの内装は、フランスの山小屋(ロッジ)がコンセプト。

 フレンチアルプスの雰囲気やブランドフィロソフィーを体験しながら、この春夏のアウトドアシーンに頼れる一着を探しに行きましょう。

» ミレーの原点はバックパック。人類初の8000m峰登頂も支えた
» もう一つのテーマは、フランスと日本。壁には“本格のお墨付き”も
» ここでしか手に取れない限定アイテム&神アイテム3選

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ミレーの原点はバックパック。人類初の8000m峰登頂も支えた

 まずはミレーってどんなブランド? というところから軽くおさらいしましょう。

 1921年、ミレーはフランスのマルク・ミレー夫妻によってスタートしました。とはいえ、初めから登山製品を作っていたわけではありません。

 もともとは丈夫なキャンバス製のトートバッグなどで評判を得ていましたが、ルネ・ミレーとレイモンドが引き継いだ1945年以降、登山家との共同開発により本格的な山岳用バックパックを展開するようになります。

 とくにミレーの名を世界に知らしめたのが、1950年のフランス隊による8000m峰「アンナプルナ」の世界初登頂。この際に装備の一部としてミレーのバックパックが使われていたのです。

 現在はバックパックからウェア、シューズまで展開する総合アウトドアブランドとして世界で愛されていますが、ブランドの原点はアルパイン。

 ミレーが大切にする「山で本当に使える高品質なプロダクト作り」によって、私たちはハードな環境でも安心して身につけることができるのです。

フレンチアルプスを、渋谷のど真ん中で体験する

 ファッションやカルチャーの発信地であり、近年はアウトドアブランドもひしめく渋谷キャットストリート。

 そんな中心地に新しく誕生した「MILLET BRAND STORE TOKYO SHIBUYA」は、ミレーの世界観を体験できる唯一無二のフラッグシップショップです。

 店舗のコンセプトは、“フランスの山小屋”。

 フランスの山小屋は急峻な山の中に建てられることが多く、外観はメタルなどを用いたシャープなデザインでありながら、内部は木材を使った温かみのある設えが特徴なのだとか。今回はそんなフランスロッジの象徴的な構造が、2フロアで表現されています。

 登山で山小屋へとアプローチするように、まさに“山から小屋の中へ入っていく体験”を楽しめるストア設計になっています。

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