パーク ハイアット 東京で紡がれるラグジュアリーの新たな記憶
変わらないことの革新性。それに挑戦したパーク ハイアット 東京のリニューアルプロジェクト。パトリック ジュアン、サンジット マンク両氏によれば、最も苦心したのが、このホテルを深く理解することだったといいます。
顧客からは、多くの不安の声も寄せられたといい、それは数多の幸せな“記憶”をゲストとともに紡いできたホテルの宿命でもあります。
「皆がここを愛しているからこそ“何も触ってほしくない”という思いが生まれます。しかし、そのままではホテルは博物館になってしまう。大切なのは、空間に生命が宿っていることなのです」(パトリック氏)
今回のリニューアルで客室は、スイートを含めて全171室に。約30年の歳月のなかで進歩したテクノロジーや環境への配慮などを一気にアップデートさせ、新しいスタイルに生まれ変わったにもかかわらず、そこにはあたかも開業当初から存在したかのような気品と落ち着きがあります。
空間全体が醸し出す「パーク ハイアット 東京らしさ」は、卓越したクリエイターによって継承されるとともに、新たな成熟も備わったのです。
CREA Traveller 2026年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
