7月16日(水)より、東京ディズニーシーのロストリバーデルタにあるハンガーステージで、飛行機工場を舞台にした新しいショー「ドリームス・テイク・フライト」がスタートしました。
ステージ開発に携わった担当者にインタビュー。猛暑を忘れる感動ステージの見どころと、開発者の想いをご紹介します。
ハンガーステージで行われるショーは、コロナ禍以来5年半ぶり。プロデューサーの石原基成さんは、ショーのコンセプト作りから完成まで約3年かかったと話します。
「ハンガーステージには飛行機の格納庫として使用していた場所を劇場に改装したというバックグラウンドストーリーがあります。そこから、飛行機をテーマにしたショーができないかと考えました」
ちなみに“ハンガー”は格納庫という意味。ピラニア航空という架空の会社が飛行機の格納庫として使っていた場所を劇場に改装したという設定があるそうです。





さまざまなハプニングを乗り越えながら…
新ステージは、飛行機工場を舞台に、ミッキーマウスをはじめとするディズニーの仲間たちが力を合わせて飛行機作りに奮闘する1日を描いた歌とダンスショー。演出担当の有賀美智さんは、「東京ディズニーシーのよさと、ディズニーキャラクターたちのいきいきとした様子が演出できる特別なステージ。ピートが工場長を務める飛行機工場で、仲間たちが飛行機をつくりあげようと力を注ぐ希望の物語です」と解説します。
「最初は飛行機を完成させることだけに気持ちが向いていたピートが、さまざまなハプニングを乗り越えながら、仲間たちと協力することの素晴らしさに気づいていく変化も見どころ。ピートの右腕となって活躍するミッキーマウスをはじめ、キャラクターたちの活躍ぶりにも注目していただきたいです」(有賀さん)
キャラクターたちの個性を活かした各シーンでは、ディズニー映画の登場人物たちの“共演”もお楽しみのひとつ! さっそく見ていきましょう。
2025.07.27(日)
文=相澤洋美
写真=深野未季