【星のや竹富島】なちゆくい島時間

●島時間で、心も身体もリラックス
星のや竹富島は、この島の豊かな自然と文化を現代に紡ぐ離島リゾート。夏の期間は、暑い季節を快適に過ごす島民の知恵にならった、「なちゆくい島時間」を開催している。島の言葉で「なち」は夏、「ゆくい」は休暇を意味し、ゆったりと流れる島時間を感じとる体験を提供する。
島民のみなさんは、朝の涼しい時間帯に畑仕事を行い、その後に休憩をとって午後の作業に備える。この知恵に学び、午前の涼しい時間帯に畑文化を学びながら好みのハーブを収穫する、「畑あそび」を行う。医者のいなかったかつての竹富島では、ハーブは命草(ぬちぐさ)と呼ばれ親しまれていたという。畑では40種類ものハーブを栽培しており、採れたてのハーブを用いたドリンクと、伝統菓子を味わう。
「はた織り体験」では、草木染めの糸を使用して短冊を作り、オリジナルの風鈴を制作。完成した風鈴は、客室で爽やかな音色を奏でる。日中は、島民にならって昼寝を楽しむ。冷房なしでも涼しさが感じられる伝統的なつくりの客室での昼寝は、いつもとは違う至福のひとときになるはずだ。
ほかに、伝統的な木造船で海へ漕ぎ出す「夕暮れプライベートサバニ」、ゆったりとしたペースで身体をほぐす「島時間スパ」、朝のアイヤル浜でストレッチを行う「よんなー深呼吸」、夜風が吹くプールサイドの芝生の上でストレッチを行う「てぃんぬ深呼吸」など、心身を整えるアクティビティが多数企画されている。

畑あそびと十時茶(じゅうじちゃー)体験概要
料金:1名 4,320円(税・サービス料込み)
時間:9:00~10:30(毎週月、水曜日)
場所:施設内の畑・ハーブガーデン
定員:4名
予約:前日17:00までに予約

Column
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2025.07.03(木)
文=サトータケシ