この記事の連載

お風呂では、体操を忘れずに

 入浴の最後は、私オリジナルの「お風呂体操」で締めくくります。

◆足の体操

 歳を取るとちょっとした段差で転びやすくなるのは、足首が固くなるからだそうです。こうして毎日意識的に動かすようにすれば、固くなるのを防げるのではないかと思って始めることにしました。

 浴槽内の段になっているところに足をのせて、足首の曲げ伸ばしをします。1、2、3と数えながら30回行います。

◆手の体操

 手先を使うことが多いので、もみほぐしもかねて行うことにしました。両手を前にまっすぐ伸ばし手を握ったり開いたりします。1、2、3と数えながら30回行っています。

◆肩回りの体操

 自覚はないのですが、美容院でマッサージをしてもらうたびに、「堀野さん、肩がガチガチに凝ってますよ」と言われます。

 そこで肩回りをほぐす体操もするようにしました。

1. 左右のひじを曲げてできるだけ肩甲骨を真ん中に寄せます。
2. 腕を上にできるだけ高く伸ばします。
3. ①~②を30回繰り返します。

【前篇を読む】「他人と比べてもいいことはない」わかっていても考えてしまう悩みはどう対処すべき? 102歳の現役美容部員・堀野さんが答えます

堀野智子(ほりの・ともこ)

福島県福島市にあるポーラ桜水ショップで活動するビューティーディレクター。福島市に暮らし、7キロ離れたショップまでバスで通勤。毎月、新製品や季節ごとの美容研修に出席し勉強を欠かさず、長くお付き合いのあるお客さまも多い。これからも大好きなポーラの仕事を続けていきたいと話す。2023年に「最高齢の女性ビューティーアドバイザー」としてギネス世界記録に認定。2025年4月9日に102歳の誕生日を迎え、自身の持つギネス世界記録を2025年5月2日に更新。昨年に続き、今回が3度目のギネス世界記録更新となる。

102歳、今より元気に美しく

定価 1,540円(税込)
朝日新聞出版
» この書籍を購入する(Amazonへリンク)

← この連載をはじめから読む

2025.06.15(日)
文=堀容優子
写真=馬場岳人(朝日新聞出版)