地球の未来のための取り組み
ロレックス「パーペチュアル プラネット イニシアチヴ」
ロレックスは約一世紀にわたり先駆的な探検家たちをサポートしてきた。2019年からは新たに「パーペチュアル プラネット イニシアチヴ」を開始し、探検家、科学者、起業家たちに寄り添い、地球に息づくあらゆるかたちの“生命”の未来を守るための取り組みへの支援を通じて、今もそのDNAを確かに受け継ぎ、未来へと紡ぎ続けている。
「パーペチュアル プラネット イニシアチヴ」を通しての支援は、現在では30以上ものパートナーシップに広がっており、約半世紀にわたり、革新的なプロジェクトを推進する個人を支援してきた「ロレックス賞」もこの取り組みに含まれる。
2021年に“テスティモニー”となったミッターマイヤーとロレックスのパートナーシップ。そこには彼女の写真家としての確固たる技術と創造性、そして経験と知識に裏づけられた類いまれな卓越性への称賛と期待が込められている。両者は何よりも「環境保護への飽くなき情熱」という共通のヴィジョンによって固く結ばれているのだ。
ミッターマイヤーが瞬間に収める一枚の価値ある作品は、人間が引き起こす環境破壊がもたらす悪循環と闘うための意識を、ひいてはアクションを起こす勇気を地球に生きる一人ひとりに呼び覚ます力をもつ。彼女はその緊急性を写真という最大の“視覚的ストーリーテリング”の力に託して次世代のために語り続ける。
Cristina Mittermeier（クリスティーナ・ミッターマイヤー）
環境保護写真家／ロレックス テスティモニー。1966年、メキシコシティ生まれ。メキシコで海洋科学分野の生化学工学の学位を取得後、米国の大学で写真を学ぶ。2005年、環境問題に取り組む写真家のための国際環境保護写真家連盟（ILCP）を設立。彼女の作品は『ナショナル ジオグラフィック』『タイム』など、数百もの著名な雑誌にも掲載されている。
2025.06.06(金)
文＝朝岡久美子
協力＝ロレックス
