昇仙峡で存分に自然を堪能した後は少し足を延ばしてアートでリトリート

昇仙峡で自然の静けさに心をゆだねた後は、少し足を延ばして小さなお楽しみをプラス。寄り道先は「中村キース・ヘリング美術館」です。森に包まれるように建てられたモダンな建物の中には、エネルギッシュで生命力あふれるキース・ヘリングの作品が並ぶ。
社会へのまなざし、愛と平和へのメッセージ、ユーモアと色彩の奥に潜む問い……、作品を眺めながら何かを感じる時間が旅をより豊かにしてくれます。

美術館でのアート鑑賞というシーンにも、洗練された〈マムート〉のウェアならモダンな空間にすんなり溶け込みます。


ニュアンスカラーを掛け合わせたレイヤードに、登山用のアイテムらしからぬ美シルエットのスカートを合わせれば、ミニマルでスタイリッシュなスタイルが完成。
〈マムート〉なら、どんなシーンでも気負いなく自然体でいられる安心感も手に入れられます。

「機能性が高く着心地が良いのはもちろん、着用した時のフォルムの美しさや、色のこだわりにすごく魅力を感じました。〈マムート〉といえば、鮮やかなオレンジのブルゾンが印象的だったのですが、こういうやわらかな色合いもすごく素敵ですね。身につけていて気分が上がる、というのはマインド的にとてもありがたいことです」

山だけでなく、その土地の文化や街の魅力も堪能するCREA流の贅沢な春旅を満喫した瀧内さん。
「山で五感を刺激した後に、美術館でその感性をゆっくり広げていく。大自然を堪能した後に、静かな展示室をゆっくり巡る時間はとても贅沢でした」
そんな1日は、きっと忘れられない思い出になるはずです。
中村キース・へリング美術館

世界でも珍しい“キース・ヘリング”の名を冠した、個人のコレクションによる美術館。
所在 山梨県北杜市小淵沢町10249-7
開館時間 9:00-17:00(最終入館16:30)
入館料 一般 1,500円/障がい者⼿帳等提⽰ 600円(ご同⾏者1名同料⾦)/16歳以上の学生 800円/小人(15歳以下)無料
https://www.nakamura-haring.com/
瀧内公美(たきうち・くみ)
1989年10月21日生まれ。富山県出身。女優。2012年映画デビュー。以降、多くの映画・TVドラマに出演。2021年公開の主演映画『由宇子の天秤』で第31回日本映画批評家大賞主演女優賞、第31回日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞など、国内外で多くの賞を受賞。近年の多くの出演作に、映画『敵』('25)、『Ravens』(’25)、NHK大河ドラマ「光る君へ」('24)、Netflixシリーズ『阿修羅のごとく』('25)、TBS金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」('25)など。2025年度前期NHK連続ドラマ小説「あんぱん」で朝ドラ初出演。
Instagramアカウント:@i.am.kumi_takiuchi

2025.05.03(土)
文=天野真由美
写真=木本日菜乃
スタイリング=梶 雄太
ヘアメイク=董冰