300種以上の魚介を見るだけで楽しい巨大水産市場へ!
チャガルチ市場は韓国最大級の水産市場。1920年代頃にチャガルチ駅周辺に形成された歴史ある市場ですが、2006年に地下2階・地上7階の建物に建て替えられました。昔ながらの屋外に並ぶ露店群を“伝統市場”、クリーンに整備された屋内を“近代市場”と呼びます。

活気あふれる伝統市場をうろつくと、見たこともない魚も並んでいます。魚介類は300種を数えるとか。濃いめの化粧のおばさん達の小気味いいやりとりも、見ているだけで元気がもらえます。

近代市場で、その場で注文した活きタコの刺身をアテに、焼酎を一杯。「なんだか韓国ドラマみたい」と嬉しくなってしまいます。“チョンジャンチッ”という、包み野菜やおかずのセットをオーダーしたいところだけれど、時間の制約があるゆえ、ガマン。

チャガルチ市場から食べ歩きが楽しいBIFF広場までは徒歩10分。屋台で釜山グルメのホットクを味わって、お次は「ロッテマート 光復店」でばらまき土産を購入。ドタバタでしたけど、Uberを駆使して、結構遊べた6時間でした。




ちなみに、今回デビュークルーズに乗船した豪華客船「三井オーシャンフジ」は、オールスイートの欧米のラグジュアリーさと、ひとりひとりのニーズにあった日本のおもてなしに基づいたサービスが特徴。日本語に日本食、心からリラックスできる船旅が楽しめますよ。

海雲台
●アクセス ソウルから釜山まで高速鉄道で約3時間。
取材協力
MITSUI OCEAN CRISES(三井オーシャンクルーズ)
https://www.mitsuioceancruises.com/fuji/

Column
古関千恵子の世界極楽ビーチ百景
一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!
2025.04.19(土)
文・撮影=古関千恵子