
いよいよ春本番。二十四節気の「清明」も終え、気持ちの良い風を感じる季節になってきました。
そんな春を感じるとっておきのスイーツギフトを、スイーツライターのchicoさん、ケーキ・スイーツ専門通販サイト「Cake.jp」の商品企画担当の西山友理恵さん、CREAスイーツ部員というスイーツ大好きな3名がピックアップ。人気のラグジュアリーブランドや老舗の和菓子屋、ホテルのパティスリーなど、もらって嬉しいスイーツギフトが勢揃い。この春の手土産にもどうぞ。
» #01 LESS/桜と苺のパネットーネ
» #02 ブルガリ イル・チョコラート/ヴェネツィアーナ
» #03 越乃雪本舗大和屋/チューリップ上生菓子(+スズラン上生菓子)
» #04 ラデュレ/コフレ・フィナンシェ
» #05 LE CIEL BLEU/マドレーヌミュゲとマドレーヌミモザ
» #06 ピエール・エルメ・パリ/PÂQUES 2025(ウフ ジュ ド ダム レ)
» #07 fammy/お花のチョコレート
» #08 京王プラザホテル/桜ロール
» #09 パレスホテル東京/テ シトロン、ヴェール、フォレ ノワール
» #10 MACARON ET CHOCOLAT/マカロンボーロ ジャルダン
» #11 ぎんざ 空也 空いろ/[季節限定いちごあん入り] あんこクッキーサンドの詰合せ
» #12 ランジェラ/ベルレーヌギフト「セゾンミルメルシー」
» #13 フレデリック・カッセル/イースターエッグ・ラパン
» #14 gmgm/お花の焼きドーナツ スワッグギフトBox
» #15 とらや/最中
◆LESS/桜と苺のパネットーネ

「ガブリエルシェフがイタリアのご実家から持ってきた発酵種を使った、パネットーネの春バージョン。口にするとふわっと幻のように消えて、いちごの香りとやさしい甘酸っぱさに桜の清楚な香りと塩気、そして発酵がもたらすヨーグルトにも似た爽やかな風味が柔らかに調和していきます」(chicoさん)
◆ブルガリ イル・チョコラート/ ヴェネツィアーナ

「フレッシュなピスタチオはイタリアの春を象徴する香り。日本でも最近人気のパネトーネ酵母と合わせた『ヴェネツィアーナ』は甘くしっとりとした食感で、上質な味わい。ピスタチオ、クランベリー、アプリコット、オレンジピールが練り込まれた生地を頬張ると、芳醇なフルーツの香りが口いっぱいに広がります」(CREAスイーツ部員)
ブルガリ イル・チョコラート
https://gourmet.bulgari.com/shop/g/gBHRF-0078/
◆越乃雪本舗大和屋/チューリップ上生菓子(+スズラン上生菓子など)


「1778年から続く伝統を大切に守る老舗和菓子店が、自由なクリエイティビティで和菓子の新たな魅力も表現。お花は和菓子の定番の意匠ですが、少し珍しいチューリップやスズラン、パンジーが練り切りに。キュートな一輪をいただくと上品な甘さと小豆の洗練された味わいが溶け広がります。オリジナルの懐紙と掛け紙付きで、葉っぱにちょこんとのるおやゆび姫が描かれた懐紙にチューリップをのせると、愛らしい物語のワンシーンが手元に広がるよう。どこかノスタルジックな掛け紙はブックカバーにも」(chicoさん)
◆ラデュレ/コフレ・フィナンシェ

「アーモンドとバターの豊かな香りが特徴のフィナンシェは、ナチュールとピスタッシュ、フランボワーズの3種類。上品なボックス入りで、フォーマルな場への差し入れなど、誰に渡しても喜ばれそう」(西山さん)
◆LE CIEL BLEU/マドレーヌミュゲとマドレーヌミモザ

「ミュゲとはフランスでスズラン。フランスの春のシンボルであり、5月1日は「スズランの日」として、家族や友人、恋人などにスズランを贈る習慣があるそう。またミモザは春をつげる花として親しまれ、南仏では毎年ミモザ祭りが開かれるとか。ホワイトチョコで一つ一つスズランを手書きしたオレンジのマドレーヌ、さらにレモンとピスタチオでミモザを描いたマドレーヌは、目にも舌にも華やか。お花を贈る感覚で大切な人へ贈るのもいいですね」(chicoさん)
2025.04.17(木)
文=吉川愛歩