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現代劇でシリアスな映画や配信ドラマにチャレンジしてみたい

――今後やってみたい役や参加したい作品ジャンルなどがあれば、教えてください。

 ダークな映画に挑戦してみたいです。最近、『SHOGUN 将軍』や『ガンニバル』の70年前の過去パートなど、時代物が続いたので、現代劇でシリアスな映画や配信ドラマにチャレンジしてみたいです。3カ月ぐらい時間をかけて、本腰を入れて挑めるような作品にも関われたらうれしいです。

――『ガンニバル』シーズン2の見どころと、倉さんの意気込みをお聞かせください。

 いちファンとしても、『ガンニバル』という看板を背負って恥じないように頑張りました。今回、僕と恒松さんが演じた過去パートは、『ガンニバル』のいわば「エピソード0」。物語が始まる前の話で、すごく重要なパートになっています。秘密のはじまりでもあるので、ぜひ注目していただきたいです。

 『ガンニバル』シリーズは、今回のシーズン2で完結となります。僕もまだ全エピソード通しては観ていないので、みなさんと一緒に後藤家、供花村の最後を見届けたいと思っています。でも、自分の回だけ直視できなくて飛ばしちゃうかも……。それじゃもったいないですよね(笑)。

倉 悠貴(くら・ゆうき)

1999年12月19日生まれ。大阪府出身。19年にドラマ「トレース~科捜研の男~」で俳優デビュー、20年公開の池田エライザ初監督作品『夏、至るころ』では、映画デビューにして初の主演を果たす。その後も『衝動』(21年/土井笑生監督作)、『OUT』(23年/品川ヒロシ監督作)の主演作のほか、『コーポ・ア・コーポ』(23年)、『市子』(23年)などに出演。2025年には、映画『リライト』への出演も控えている。

『ガンニバル』シーズン2

■原作:『ガンニバル』二宮正明(日本文芸社刊)
■監督:片山慎三、佐野隆英、大庭功睦 ■脚本:大江崇允
■プロデューサー:山本晃久、半田健 ■アソシエイトプロデューサー:山本礼二
■出演:柳楽優弥
笠松 将、吉岡里帆、高杉真宙、北 香那、杉田雷麟、山下リオ、田中俊介、志水心音、
吉原光夫 / 中島 歩、岩瀬 亮、松浦祐也、永田崇人 ジン・デヨン / 六角精児
恒松祐里、倉 悠貴、福島リラ、谷中 敦、テイ龍進 / 豊原功補
矢柴俊博、河井⻘葉、赤堀雅秋、二階堂智、大鷹明良、利重 剛 / 中村梅雀

ディズニープラスが放つ、世界を震撼させた衝撃のヴィレッジ・サイコスリラー超大作、完結。“この村では、人が喰われるらしい―”美しい村がひた隠しにしてきた恐ろしい噂。その真相に警察官・阿川大悟が迫る中、村の秘密を守ろうとする後藤家がついに一線を越え、警官隊と衝突する。“狂った村の真実を暴くには、狂うしかない―やつらよりも”後藤家との狂乱の戦いに自ら身を投じていく大悟は、止められない狂気の渦の先にある衝撃の真相を突き止められるのか?全ての鍵は、呪われた一族・後藤家の過去にあった…。

衣装クレジット

ジャケット104,500円/オーセン ジャパン(株式会社ラフォエム 03-6786-3504)、パンツ44,000円/キミー(サカス ピーアール 03-6786-3504)、他スタイリスト私物

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2025.03.19(水)
文=相澤洋美
写真=志水 隆
メイク=NOBUKIYO
スタイリスト=伊藤省吾 (sitor)