◆一心寺

山奥の谷底に建つ一心寺は、西日本最大級の八重桜(ぼたん桜)の名所。約2万坪の敷地に15種類以上、約800本の八重桜が植えられており、4月頃には谷いっぱいに咲き誇る。
この八重桜を上から見下す景色は「桜の雲海」、谷底から吹き上がる風で舞う花びらは「桜の竜巻」、散った花びらで足下が濃桃色に染まる様子は「桜のじゅうたん」といわれ、毎年多くの人が観賞のために訪れる。
高台から見下ろすと、谷底に広がる桃源郷のような幻想的な景色を楽しめる。
今年(令和7年)は桜まつり開催期間中の夜間土日(雨天中止)のみ、5年ぶりにライトアップをする予定だ。夜間料金は、以下のとおり。
土日夜間(午後6時開門~午後9時30分閉門・消灯)
夜間料金 大人:1500円(中学生以上) 小学生500円(幼児無料)
※拝観料 中学生以上1,000円 小学生300円
一心寺(いっしんじ)
所在地 大分県大分市廻栖野1305
https://issinnji.jp/
◆花とアートの岬 長崎鼻

周防灘に突き出した岬、長崎鼻には、約16ヘクタールの花畑が広がり、春は九州最大級の約2,500万本もの菜の花が岬一帯を包み込む。
敷地内には、オノ・ヨーコをはじめとする世界的アーティストの作品も点在しており、あわせて楽しみたい。
長崎鼻には、リゾートキャンプ場も。夏は約160万本のひまわりなど、四季折々の花景色が広がる。時期によっては、桜と菜の花の共演も。
見ごろの時期:3~4月
花とアートの岬 長崎鼻(はなとあーとのみさき ながさきばな)
所在地 大分県豊後高田市見目4060
http://www.nagasakibana-oita.jp/
2025.03.22(土)
文=CREA編集部
協力=公益社団法人ツーリズムおおいた