◆桜川のヤマザクラ

桜川市は、古来「西の吉野、東の桜川」と称されるほどのヤマザクラの名所。
特に櫻川磯部稲村神社一帯は、平安時代に紀貫之が歌に詠み、室町時代には世阿弥元清作の謡曲「桜川」の舞台にもなった場所で、学術的にめずらしい国の天然記念物「桜川のサクラ」をはじめ、約700本の桜を見ることができます。
山に自生するヤマザクラはソメイヨシノと比べて開花時期が若干遅く、木々の芽吹きの時期と重なるため、淡紅色の桜の花と赤芽、木々のもえぎ色で山肌はパッチワークのような光景に。
1000年の時を受け継いで咲くヤマザクラは咲く時期も色も一本一本異なり、それぞれの美しさがモザイクのように山を染めていく様子は、まさに自然の芸術です。
また、桜の咲く時期に合わせて櫻川磯部稲村神社、磯部桜川公園、高峯のヤマザクラ、雨引観音を中心に、「桜川の桜まつり」が開催される。期間中は無料桜ガイドなどが行われ、市内が花見客で賑わう。
桜川の桜まつり
開催期間:2025年3月5日(水)~4月25日(金)
http://www.kankou-sakuragawa.jp/page/page000523.html
桜川のヤマザクラ(さくらがわのヤマザクラ)
所在地 茨城県桜川市磯部
http://www.kankou-sakuragawa.jp/page/page001048.html
◆般若院

茨城県南部の龍ヶ崎市にある天台宗般若院は、天元元年(978年)に道珍法師によって創建された寺院です。
本堂裏手にあるシダレザクラは、樹齢は推定500年、樹高約10メートル、目通り幹囲約5メートル、枝張り東西約15メートル・南北約22メートルの巨木。エドヒガン(江戸彼岸)の園芸品種で、県の天然記念物に指定されています。樹齢500年の荘厳な姿は一見の価値あり。
般若院(はんにゃいん)
所在地 茨城県龍ヶ崎市根町3341
https://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/kanko/kankokyokai/kankospot/meisho/temple/2013091801362.html
2025.04.05(土)
文=CREA編集部
協力=茨城県庁 観光物産課