2月 アパホテルステイ (富山県富山市)

https://www.apahotel.com/hotel/hokuriku/toyama/toyama/

 アパホテルステイはアパホテルの新ブランド。アパ初のオールインクルーシブもテーマとする。こちらが富山が初の店舗で県内最大級のサウナもご自慢とのこと。巨大スタジアムサウナに加えて4室の個室サウナブースもあり、これなら気兼ねなくセルフローリュもできる。アパホテルのサウナとの出会いは横浜関内だったが、大浴場はあってもサウナにはそれほど積極的ではない印象だったのでこれは驚き。

 オールインクルーシブといえば食事が注目されるが、ご当地料理を取り入れた朝食バイキング、日中はコーヒー、ソフトドリンク、アイスバー、スナックなど、夜はリキュール類・赤ワイン(ビール、地酒は有料)、夜食にアパ社長カレーがすべて無料。これまでのアパホテルにはない充実のラインナップだ。

3月 ホテル創成札幌 Mギャラリー(札幌市中央区)

https://www.hotelsoseisapporo.com/

 ホテルクラビーサッポロのリブランドで誕生した外資系ホテル。旧クラビーはその上質な落ち着き感が気に入りリピートしてきたが、こちらへ出向いて驚いたのがフルリノベという点。Mギャラリーは世界各国に展開するアコーグループのアッパースケールホテルブランドで、日本ではここ札幌が初となった。

 サッポロビールの街ということで入っていきなり出迎えるのはホップの巨大オブジェ。札幌を南北に縦断する創成川の東側は集客がやや難しいが(筆者は「創成川の壁」と勝手に呼んでいる)、この地で存在感を打ち出せるかに注目だ。

2025.02.26(水)
文=瀧澤信秋