この記事の連載
ウクレレを買うのは一生に一本でいい

ハワイを訪れ、ウクレレの音色に惹かれ、自分でも弾いてみたいと思い、まずは一本と旅の記念に探しにくる方も多いとか。そういう方に私が言いたいのは、旅の記念は記念でも、飾るだけではなく使うものだからいいものを買って帰ってもらいたいということ。年々、材料の木材も値段が上がり、職人さんが少なくなってきていることもあり、自ずとウクレレの値段も上昇しているのだとか。だからこそ、今より安くなることはそうそうなさそうなので「まずは」なんて思わずに「一生に一本」と思って、これぞと思うものを買ってもらいたいなと思います。それで、いい音だなと思うと、2本目、3本目と欲しくなってしまうんですけどね(笑)。


30年以上前の私は、ただひたすらカマカというメーカーのウクレレ欲しさと、そう何度もハワイには来られないだろうと思って、思い切りましたが、その後もハワイとの縁がつながり続け、しかも30年後には一流には一流の理由があったということを思い知ることにもなりました。そのウクレレは今もなお、現役で美しい音色を奏で続けてくれております。


久しぶりにハワイに行き、ハワイらしい何かをと思っているのでしたら、迷わずこちらへ。一生ものを探すお手伝いを、エキスパートのアヤさんがガツンとしてくださいますので。
» 〈ハイアット リージェンシー ワイキキのショー〉篇を読む
» 〈ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのショー〉篇を読む
» 〈ヴィンテージショー〉篇を読む
Ukulele House(ウクレレ ハウス)
所在地 2424 Kalakaua Ave.,#119 Honolulu, Hawaii, Hyatt Regency Waikiki Resort and Spa Diamond Head Tower 1F
電話番号 808-922-2889
営業時間 9:30~17:30、土曜12:00~17:00、日曜11:00~17:00
定休日 無休
https://www.ukulelehouse.jp/
Instagram @ukulelehousehawaii
※ウクレレを試したいときは、お店のスタッフに必ずひと声かけてくださいね。
赤澤かおり(あかざわ・かおり)
料理雑誌の編集部を経て、フリーランスに。料理と旅の編集者として活動。料理本のほか、30年以上通い詰めるハワイについての執筆、単行本編纂も多数。近著に「人生にはいつも料理本があった」(筑摩書房刊)、編著に「いざ、豊島屋」(KADOKAWA刊)。
Instagram @kaoriakazawa.akalohasunny

2025.02.18(火)
文・写真=赤澤かおり