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【Step2】予洗い

汚れと皮脂をおおまかに洗い流す重要なステップ

 「実はシャンプー前の予洗いはとても重要です」と大森さん。「シャンプー前の予洗いで皮脂と汚れをある程度オフすることができます。予洗いをしていないと、シャンプーの泡立ちが悪くなり、髪が摩擦で傷んでしまう可能性も」。

 乾燥してしまわないように40度以下のお湯で、2分程度、頭皮をマッサージしながらまんべんなく濡らしましょう。

【Step3】シャンプー

適量をしっかり泡立てて、洗い残しのないようにすすぐ

 いよいよシャンプー。量はどれくらいがベスト? 「バストトップより下くらいまで長いロングの場合は3プッシュ、それより上なら1.5プッシュくらいが目安です。少ないと泡が行き届かずに汚れが取れず、摩擦でキューティクルが傷む可能性があり、多すぎるとすすぎ不足になりがちで、フケやかゆみの原因になります」(大森さん)

 特に洗い忘れがちな部分は、こめかみやハチまわりなどの前側だそう。「爪が長い人は髪の生え際が洗えていないことが多いので、シャンプーブラシなどを利用するのがおすすめです」と大森さん。すすぎは、泡がなくなるまでしっかりと行いましょう。

2025.02.21(金)
文=増本紀子(alto)
撮影=釜谷洋史
モデル=藤田雅馨(CREAアンバサダー)