たたんでしっかり収納する、引き出しの使い方
引き出しにたたんでしっかり収納するのは、厚手のウールニットや、真夏の露出の高い衣類。それらは引き出しに収めて、限定された時期のみ出しています。
限定された時期だけのアイテムがあるということは逆に、1年中着る衣類もある、ということ。
そのため、クローゼットの中で一番アクセスの良い場所に置いた引き出しに、上から
1段目 タンクトップ、キャミソール
2段目 アクセサリー
3段目 Tシャツ、ロングスリーブTシャツ
4段目 綿のニット
を収めています。
すべて年中無休で使用するアイテム。ここは、着こなしに欠かせない物たちの集合住宅なのです!
最後に、衣替えはなくしたとしても、衣替え時期はメンテナンスやお買い物計画を立てる絶好のチャンス! だということはお伝えしておきます。毎年感じる「去年なに着ていたの? 私……」。そうならないためにも、大事なのはこの3つ!
(1) 次シーズンのアイテムは、何を持っているのか? もう一度確認。
(2) これまでのシーズンで着用し、次シーズンに使いそうにない物をクリーニングやメンテナンスに出す。
(3) (1)をもとに次シーズンのお買い物計画を立てて、シーズン直前にショッピング。
まずは(2)を、と思いがちですが、ぐずぐずしてる間に季節は変わって行きます。まずは(1)でこれからのシーズン用のアイテムを確認してから、必要ない物はメンテナンスに回し、足りない物を買い足して、効率的におしゃれを楽しめるクローゼットを作りましょう!
Column
鈴木尚子のもっと心地いい収納スタイル
CREAのインテリア特集に収納エキスパートとして登場し、“収納ベタ”読者にズバリ適切アドバイスを施した片付けのプロ、鈴木尚子さん。「実は片付けが大の苦手だった」鈴木さんが、結婚・出産を機に見つけ出した片付けの極意とは? 理想の空間や暮らしに近づいていく整理術とは? ご自宅のプライベートフォトを添えて、分かりやすくご紹介します。
2014.03.30(日)
文・撮影=鈴木尚子
写真=収納の巣