この記事の連載

 こんにちは、美容研究家のにらさわあきこです。皆さま、首のケアはしていますか?

 少し前に、石原さとみさんが「フェイススラインを美しくするために胸鎖乳突筋を鍛えている」と発言したことから、胸鎖乳突筋が話題になりましたが、その胸鎖乳突筋があるのは正に首。首を意識することで、その上にある顔が美しくなるのです。

 では、どのようにケアをするといいのでしょうか? まずは首ケアに余念がない私がオススメするケアアイテムをご紹介したいと思います。


首は顔よりも皮膚が薄い!

 まずはケアアイテムについてですが、皆さまは首の重要度を「顔より下」と考えていませんか?

 ケアをしているという人でも、「顔用のローションや乳液を首にも伸ばして(あげて)いる」という感覚の人が多いかもしれませんが、その考えはノノノノン!

 首の皮膚は顔の皮膚よりも薄く、一説によると、顔の3分の1程度(の薄さ)。どちらかというと、目周りの薄さに近いので、アイクリームで大切に扱う目元ゾーンと同じような専用のケアが必要となるのです。

●以前この連載で教わった首~デコルテマッサージはこちら

たるみ防止にオススメのデコルテケア  ホテル椿山荘東京直伝

 年齢的にまだピンと来ない人もいるかもしれませんが、アラフォー世代になると、突然「首ケアをちゃんとしておけばよかった!」と必ずや思います。事実、私は思いました。

 だって、年齢が出やすいのも、ダメージがもろに出やすいのも首ですし、首は顔のように大胆にメイクすることが出来ないので、カバーしづらいのですよね。

 よって、今すぐからの首ケアを強くオススメしたいのですが、夏は首を露出しているのでダメージを受けやすい一方で、ケアをしやすいとも言えます。つまり、スタートするのにもってこい!

 ということで、まずはネックケアに定評のあるクラランスのアイテムを使ってみました。

2024.09.01(日)
文・写真=にらさわあきこ
撮影=釜谷洋史