この記事の連載
◆『今日のさんぽんた』田岡りき/小学館
![『今日のさんぽんた』田岡りき/小学館](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/9/1280wm/img_09ccff4bddbf023362883062920a2db362682.jpg)
柴犬のポン太の散歩付き添い要員であるりえ子は、能天気でちょっと抜けている少女。散歩中に繰り広げられるりえ子のボケやグチに、ポン太が心の中でツッコむという散歩コメディ。
「動物となると、個人的に好きな動物がやっぱりおすすめ。それは犬。ということで『今日のさんぽんた』を。今、ペット禁止のマンションで暮らしているため、日々犬欠乏症に悩まされています。疲れがピークになれば、もふりたいという思いが強くなる(笑)。その思いをこのマンガを読むことで癒されています。散歩を実体験しているかのように。ほんと犬かわいい」(近西さん)
◆『大丈夫倶楽部』井上まい/トゥーヴァージンズ
![『大丈夫倶楽部』井上まい/トゥーヴァージンズ](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/7/1280wm/img_c7979606656cc56c4c73e835960ca45a97211.jpg)
日々“大丈夫になる活動”に励む花田もねは、生きることに不器用な会社員。ある晩、芦川という謎の生物と出合い、「大丈夫倶楽部」を結成することに。少し不思議なハートフルストーリー。
「動物というか謎の生物ですが、大丈夫じゃない時に大丈夫になるためのたくさんが詰まっていて、読んでいるといつの間にか大丈夫になる自分がいます」(犬山さん)
◆『動物のお医者さん』佐々木倫子/小学館
![『動物のお医者さん』佐々木倫子/小学館](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/8/1280wm/img_28e6d1af8097ef8bb4da945e4a228d2168455.jpg)
ハムテル(西根公輝)と親友の二階堂は漆原教授に導かれ、H大学獣医学部に入学して獣医を志す。ユニークで豪快な漆原教授に振りまわされながらも、北海道の恵まれた自然環境の中で、さまざまな経験を積み、獣医としての知識を吸収していく。
「動物たちもかわいいのですが、出てくる人たちのキャラクターにとにかく癒されます。シュールだけど癖になる、まさに佐々木倫子ワールドです」(江上さん)
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CREA夜ふかしマンガ大賞2024
2024.09.06(金)
文=大嶋律子(Giraffe)