この記事の連載

◆10位『ふつうの軽音部』原作 クワハリ  漫画 出内テツオ

 ​高校入学を機にギターを購入、憧れの軽音部に入った鳩野ちひろ。実は天才だったわけでもないし、最初から運命的なメンバーと出会うわけでもありません。

 違和感に悩み、小さな挫折を重ねながら≪だからバンドやりたかったんだ≫という気持ちに達する姿に、人間の根源的な喜びを感じます。

「ふつうの努力、ふつうの人間関係。そこから浮かび上がる人生のドラマティックさが感動を生む」(テレビプロデューサー 佐久間宣行さん)

テレビプロデューサー
佐久間宣行(さくま・のぶゆき)さん

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次の話を読む2024年秋に読みたい「食」マンガ19選 小説家、書店員、お笑い芸人など各界のマンガ好き推薦!「真夜中にお腹が鳴る」

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CREA夜ふかしマンガ大賞2024

2024.09.06(金)
文=粟生こずえ
写真=平松市聖

CREA 2024年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

楽しいひとり温泉。

CREA 2024年秋号

楽しいひとり温泉。

定価980円

CREAがはじめてひとり温泉を特集して7年。当時は「女性がひとりで温泉なんて!」と驚きを持って受け止められたこのテーマも、いつか珍しくない光景となりました。そして8年目となる今年、「ひとり温泉」は次なるフェーズへ。コロナ禍を経て、進化する“温泉地”を舞台に、めぐる旅を大特集します。いまこそ、めぐるか。それでも、こもるか。さあこの秋こそ、楽しいひとり温泉へ!