この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年9月12日)

» きのうのレシピ「三色丼」

連載「のっけて、食べる」が一冊の本に!

フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気転載「のっけて、食べる」の書籍が発売。365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録しました。簡単でおいしくて、ちょっとの工夫で栄養もとれて、しかも洗い物も減らせる……忙しい私たちの助けになること間違いなしの一冊です。

発売日 2024年9月11日(水)
定価 1,540円(税込)
文藝春秋
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vol.60 カレーうどん特大海老天のっけ

カレーうどん特大海老天のっけ。
カレーうどん特大海老天のっけ。

 「これはけしからん」シリーズ。クリーミーなカレーうどんに特大海老天。

 わかる人にはわかる、あの有名店のこの組み合わせ……、最高なんです。この時の海老はできるだけ、できるだけ大きいものを!

■材料(1人分)

・うどん(茹で):1玉
・玉ネギ:1/4個
・にんにく、生姜すりおろし:各小さじ1
・カレー粉:小さじ1
・めんつゆ(3倍濃縮):大さじ1
・水:3/4カップ
・片栗粉:小さじ1
・豆乳:1/4カップ
・バター:10g
・豚薄切り肉:50g

・海老(特大):1尾
・天ぷら粉:25g
・水:大さじ2

■作り方

(1) 天ぷら粉を水で溶いて、天ぷら衣をつくる。

(2) 海老は殻をはずして、背わたをとり、塩少々(分量外)をふり、天ぷら衣にくぐらせ、中温(170度)で約4分揚げる。

(3) 鍋にバターを入れて熱し、玉ネギを炒める。玉ネギがしんなりしたら豚肉とにんにく、生姜、カレー粉を入れる。

(4) めんつゆ、水3/4カップに片栗粉小さじ1をよく混ぜて入れ、とろみがでたらうどん、豆乳を加え、沸騰直前で火を止める。海老天をのせていただく

 天ぷらの成功の秘訣は...市販の天ぷら粉を使うこと。だれでもさっくりカリッと揚がりますよ。私は一応、料理研究家ではありますが、天ぷら粉に白旗をあげて、自分で小麦粉を調合して天ぷら粉を作ることをやめました。もちろん揚げずに天ぷらを購入するのもアリです。市販品は上手に活用しましょ。

 昨日の記事で白央さんが紹介していた、西川口の「サラン」、鍋の素もおすすめです!

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.09.12(木)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔