◆女山史跡森林公園の竹林

 神宿る竹林は、女山史跡森林公園にある美しい竹藪。この地には、いにしえより邪馬台国の女王卑弥呼の伝説があり、古代山城跡といわれる女山神籠石が卑弥呼の居住地だったとの説もある。

 少し登った先にある古代のやぐらをイメージした展望台は、筑後平野や有明海などを一望する見晴らしのよさが評判だ。

 九州オルレ「みやま・清水山コース」沿いにあり、 「神宿る竹林」の名のとおり、訪れる人を圧倒する神々しさがある。

 笹の隙間から漏れるやわらかな光や、風でわさわさと揺れる竹の音色が心地よく、夏の暑さを忘れさせてくれる涼やかな空間だ。

女山史跡森林公園の竹林(ぞやましせきしんりんこうえんのちくりん)

所在地 みやま市瀬高町大草
https://www.crossroadfukuoka.jp/jp/event/?mode=detail&id=400000009631&isSpot=1

◆ヒメボタル

 ヒメボタルは水辺ではなく、森や林などの陸地に生息するホタル。金色に強く発光し、クリスマスツリーのように点滅するのが特徴だ。

 ヒメボタルは鞍手町で見ることができ、観賞スポットとして「八劔神社」や「剣岳自然公園」が有名だ。太陽が沈み真っ暗になると、辺り一面が無数のヒメボタルの輝きに包まれ、その光景はまさにヒメボタルの舞踏会。

 ヒメボタルはデリケートな生物なので、「懐中電灯は布で覆う」「ゴミは持ち帰る」など、ルールやマナーを守って遊びに行こう。

見ごろの時期:5月下旬から6月上旬

金色に光るヒメボタルの舞踏会(きんいろにひかるヒメボタルのぶとうかい)

所在地 福岡県鞍手郡鞍手町(中山地区)

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
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