この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年6月7日)

» きのうのレシピ「シーフードミックスのっけトルティーヤ」


vol.328 ビーフファヒータのっけトルティーヤ

ビーフファヒータのっけトルティーヤ。
ビーフファヒータのっけトルティーヤ。

 ファヒータというのはトルティーヤにのっける肉料理のこと。肉は牛でも鶏でも豚でもなんでもOK。トルティーヤの生地は小麦粉で簡単に作れます。しっとりもっちりの食感。今日はドライパセリも生地に混ぜ込んでます。生地にハーブを混ぜ込むと気分がアガります。

■材料(1人分)

・牛肉(モモなど):100g
・赤パプリカ:1/4個
・玉ねぎ:1/4個

[A]
・トマトペースト:1/2袋(9g)
・パプリカパウダー、クミンパウダー、チリパウダー:各小さじ1/2
・砂糖:小さじ1/2
・塩:小さじ1/3
・にんにくすりおろし:少々

[B]トルティーヤ(3枚分)
・薄力粉:75g
・砂糖:小さじ1/2
・塩小さじ:1/4
・水:150ml
・オリーブ油:大さじ1/2

[トッピング]
・香菜、ライムなど:適量

・オリーブ油:大さじ1/2

■作り方

(1)牛肉は1.5センチ幅に切り、[A]をもみ込む。玉ねぎ、パプリカも1センチ幅に切る。

(2)フライパンにオリーブオイル大さじ1/2(分量外)を入れて中火で熱し、(1)を炒める。

(3)トルティーヤは[B]をよく混ぜ、5分ほどおき、直径20センチ程度のフライパンに薄くオリーブ油をひき、生地の1/3量ずつ流し入れて両面を焼く。

(4)生地に(2)をのっけて食べる。香菜をのせ、ライムをしぼる。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター。「暮らしと食」、日本各地のローカルフードを中心に執筆する。新刊『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)が先日発売されたばかり。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.06.07(金)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔